読売新聞「一病息災」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。
記事が2007年と古いので、現在は状況が大きく変化している場合もありますので、ご容赦ください。
≪2007年5月13日の記事≫
72歳だった母まさ子さんの膵臓(すいぞう)は、がんのため3倍に肥大し、医師から家族に「余命は6か月以内」と告げられた。母にがんを伝えるかどうか。医師からは「患者の受け止め方は一人ひとり違うが、お母さんはしっかりした人だし、告知をした方が家族も楽になる」と言われた。
「母はそう見えても、もろい面もあります。告知した時、どちらの面が出るかわからなくて怖かった。私たちが楽にならなければすむんだと思いました」
3日間、妹や親戚(しんせき)と何度も話し合った。
「治療で1か月でも寿命を延ばせる可能性があるなら、告知をして、一緒に闘うことも考えました。でも、冷静に説明を聞くと、検査と手術で3か月の入院が必要で、うまくいかなかったらそのまま命を落とし、良くても、退院後1、2か月の小康状態の後に、死を待つために再入院ということで、勝つ見込みのない闘いです。告知した時の本人のショックを思うと」
告知はしない、と結論を出した。病名は医師と相談して胆管炎ということにした。治療は対症療法だけ。胆汁を取り除き、黄だんがなくなれば、数か月は普通に暮らせる、と考えた。
確かに、このような状況になると悩むところですね。
告知を受けて、ショックで何もせずに死を迎えるということもあるでしょうし、残された時間大切に生きようと思うかですね。
私はどうだろうか。どちらの側面もあると思う。ただ、決めておいて家族には伝えておいたほうが、家族を悩まさなくて済むと思う。
「告知をしてくれ」と言おう。その場合に、どう過ごすかということも考えておかなければならない。しかし、これは色んな病状が考えられるので、できること、できないことでてくるだろう。色々候補を考えておくのも一つかもしれない。
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