テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
読売新聞「一病息災」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。
記事が2009年と古いので、現在は状況が大きく変化している場合もありますので、ご容赦ください。 ≪2009年7月2日の記事≫ [女優 愛華みれさん]悪性リンパ腫(1)右の鎖骨 しこりに気づく 宝塚歌劇団の元男役トップスター。今は女優として、テレビや舞台などで活躍する。 昨年1月、交際中の男性(35)からプロポーズされた。「その1か月後、外出から帰ってネックレスを外し、右の鎖骨辺りにゴルフボールほどのしこりに気づいたんです」 翌日、都内の大学病院に行くと、多くの患者であふれていた。ちょうど舞台の公演中で、4月からはミュージカルの公演も控えていた。「インフルエンザでもうつされたら困るなぁ」。そう思い、診察を受けずに出てきてしまった。 2週間ほどたってもしこりは消えず、知り合いの耳鼻科医を受診。別の病院でコンピューター断層撮影(CT)検査を受けた。 「リンパ腫の疑いがあります」。その日のうちに医師から電話があった。白血球の中のリンパ球の一部ががん化する病気だ。医師は「悪性」の二文字を言わなかったが、そもそもどんな病気なのかよく理解できなかった。 皮肉にも公演中の舞台はコメディー。悠々自適に暮らすマダムの役だった。 「舞台の上では、病気の不安なんか忘れています。でも、袖に引っ込むと病気のことが頭に浮かびます。誰にも心の内を気づかれまいと、出番が来るまでずっとトイレに閉じこもっていました」 >右の鎖骨辺りにゴルフボールほどのしこりに気づいたんです ゴルフボールって結構大きいですが、痛みがないと気付かないものなのですね。 私の後腹膜軟部肉腫の兆候は、風邪の症状がないのに、体温が高い状態(~38度)が1ヵ月くらい続いたことでした。町医者で血液検査してもらって、CRP値(炎症があるときに高くなる)が異常に高く、大きな病院を紹介してもらって、色々調べてもらって分かりました。右腎臓の後ろの腫瘍は11センチもの大きさでした。 その前の腎盂がんの手術の後、3ヵ月に一度はCTを撮ってもらっていたので、3ヵ月以内にここまで大きくなったことになります。すでに片腎なので、透析をしたうえでの腎臓ごと手術という方法もあるのですが、あまりも腫瘍の成長が速いので、透析の準備をしているうちに手遅れになる可能性もあるので、まずはということで抗がん剤治療をしました。 抗がん剤が効かない可能性大と言われましたが、幸いにも5ヵ月の抗がん剤治療で、6センチまで小さくなり、透析をしたうえでの残った腎臓ごとの切除が可能となりました。しかし、セカンドオピニオンで腎臓を温存できる粒子線治療に出会い、その治療を受けて、現在経過観察中です。腎臓を温存したので、普通の生活をしており、もうじき社会復帰もします。 振り返って考えてみると、もしまだ腫瘍が小さいうちに、早期発見していたら、透析をしたうえでの残った腎臓ごとの手術が可能だったかもしれず、その手術を受け、今頃透析に通っていたかもしれません。遅い発見で助かったということかもしれません。分からないものです。 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 【ご参考】 私が登録している、がん患者・家族のサイト「5years」では、活動継続のための寄附を募っています。私も寄附をさせていただきました。ご興味がおありでしたら、覗いてください。 5yearsのサイト https://5years.org/ 寄附募集のページ http://5years.org/donation/fundraising/ 私の紹介のページ https://5years.org/users/profile/381/ ___________________________________________________________________ 【関連カテゴリー記事一覧】 ◆がん治療情報 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=16 ◆がん治療日記 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=10 ◆がん治療振り返り http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=11 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/04/09 09:37:58 AM
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