読売新聞「一病息災」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。
記事が2009年と古いので、現在は状況が大きく変化している場合もありますので、ご容赦ください。
≪2009年7月23日の記事≫
[女優 愛華みれさん]悪性リンパ腫(4)婚約者が「一緒に治そう」
昨年4月下旬に退院し、通院で治療を続けることになった。
「8月の舞台には必ず復帰したい」と、入院中も毎朝、病院の中庭を散歩し、もも上げやスクワットをしたり、ベッドの上で腹筋をしたりした。自分のことを病人だとは思いたくなかった。
しかし、自宅に戻っても抗がん剤の副作用が強い時は寝込んで動けなかった。気持ちも落ち込み、髪は抜け落ちた。
「結婚するの、やめにしない」。このまま結婚したら婚約者(35)に迷惑をかけてしまうのではないかと心配になり、何度も問いかけた。
だが、そのたびに婚約者は「一緒に病気を治そう」と優しい言葉をかけてくれた。
6月から舞台の稽古が始まった。体調がすぐれず、なかなか参加できなかったが、稽古の様子を収めたDVDを自宅に送ってもらい、せりふや動きなどを確認した。
7月には、放射線治療も始まった。だが、治療は8月中までかかることが分かった。「やはり舞台にはまだ上がれないか」。そう思っていると、主治医からメールが届いた。
〈チケット、ゲット(買った)〉
「先生がチケットを買ってくれたということは舞台に上がれるんだ」。曇っていた気持ちが一気に晴れた。
>入院中も毎朝、病院の中庭を散歩し、もも上げやスクワットをしたり、
>ベッドの上で腹筋をしたりした。
抗がん剤治療のときは、CVポートからとはいえ点滴をしていたし、点滴中は疲労感もあったので、さすがに散歩はしませんでしたが、点滴が外れたら病院の回りを散歩しました。抗がん剤治療クール間の自宅療養中も、副作用はきつくなかったので、毎日散歩をしました。
後半の粒子線治療のときは、点滴もないし、副作用もないので、毎日4000歩、医療センター内の散歩道を散歩しましたし、ときには外出届をだして外にも散歩にでかけました。
ただ歩くだけでは、飽きてくるので、散歩中に見つけた花を写真に撮って、花の名前をネットで調べたりして、それをブログに掲載したりしました。それは、経過観察になった今でも続けています。「がん」になる前には、花の名前とか、開花する時期とか全く興味がなかったし、知りませんでしたが、この散歩で、草花や樹木にずいぶんお知り合いができました。「がん」にかかって、よかったことの一つかなと思います。
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