読売新聞「一病息災」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。
古い記事ですので、現在は状況が大きく変化している場合もありますので、ご容赦ください。
≪2010年8月5日の記事≫
[ランニング指導者 金哲彦さん]大腸がん(1)大量下血に血の気引く
早大時代は箱根駅伝で活躍し、リクルートに入社すると、後に高橋尚子さんらも所属した名門ランニングクラブを創設。
同クラブの休部が決まった2001年、会社を離れ、翌年、市民ランナー中心のクラブチーム「ニッポンランナーズ」を発足させた。以後もテレビ解説や市民ランナー向け指導書の執筆など、精力的に活動してきた。
体の異変に気づいた06年も、正月から箱根駅伝解説やタレントの指導など多忙な日々だった。
7月、長野県で開かれたハーフマラソンにゲストランナーとして招かれ、気分良く完走。帰りの新幹線の中では、仲間とお酒を飲みながら盛り上がった。
その最中、トイレに行き、便座に座った途端、肛門こうもんから液体が出た。一瞬、下痢かと思ったが、下を見ると、便器が真っ赤に染まっていた。大量下血だった。
「これは一体何なんだ」。瞬時に酔いがさめた。
思い返せば前兆はあった。1か月前ぐらいから排便の回数が1日5、6回に増えていた。2年前の人間ドックでも便潜血を指摘されたが、「痔じかな?」とあまり気にせず、再検査もしていなかった。
座席に戻ったとき、仲間には黙っていたが、胸の内は不安でいっぱいだった。「体力には自信があった私も、明らかな異常に直面し、さすがに血の気が引いていたと思います」
>2年前の人間ドックでも便潜血を指摘された
私は、M社勤務時代の58歳のとき健康診断の便潜血反応で陽性が出ました。そういった人たちが、健康管理室に集められ、内視鏡検査を受けるよう指導されました。20人くらいいたでしょうか。検査を受けた結果、大腸に良性だと思われるポリープが1個あり、入院して内視鏡による切除手術を受けました。その切除したポリープを調べてもらったのですが、結果良性でした。
会社や健康保険組合によって差があるかもしれませんが、サラリーマンの場合は、疑わしい場合、さらに検査をするよう強く指導される場合が多いのではないでしょうか。この金哲彦さんのような職業や芸能人の場合、強制的に検査を受けろとは言われないし、検査受けて疑わしくても放置する場合が多いのではないかという気がします。金哲彦さんの場合、人間ドッグで引っかかったのに、さらに検査をしなかったのは残念ですね。
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