テーマ:京都。(6065)
カテゴリ:京都ガイド諸活動
【2016年9月30日(土)】
「京の夏の旅」が9月末で終わります。シニアガイド会に新入りしたメンバーは、研修担当者から、当ガイド会が受付・案内している5つの場所は、今後、我々新入りも担当することになるので、是非訪問しておくようにと言われています。この5つは、我々は無料で入場することができます。 8月7日に家内といっしょにそのうちの一つ「和中庵」を訪れ、9月27日に、これも家内といっしょに「藤田家住宅」と「有栖川旧邸」を訪れました。9月30日までに、残っている「下鴨神社」「上賀茂神社」を訪れようと思いましたが、9月28日、29日とも悪天候で、結局今日30日の最終日に訪れることになりました。家内はテニスでしたので、今回は私単独での訪問です。 「和中庵」訪問投稿~http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/201608070006/ 「藤田家住宅」訪問投稿~http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/201609270004/ 「有栖川旧邸」訪問投稿~http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/201609270005/ 11時過ぎに最寄りバス停から五条大宮まで行き、五条堀川から9番の市バスで上賀茂御薗橋まで乗車。今日は市バスを3回使って移動する予定だったので、市バス一日乗車券をバスの中で買おうとしましたが売り切れ。修学旅行ガイド用に1枚手元に持っていたのでそれを使いました。ガイドの研修中、バスで買う時売り切れになっていることがあるので、予備を手元に持っていたほうがよいとの指導を受けましたが、そのことを身をもって体験しました。12時半頃着でしたので、自宅からは1時間20分くらいかかったことになります。修学旅行ガイド時の参考になります。 途中で携帯を忘れたことに気がつきました。家内と夕刻に合流して、西京極球場(わかさスタジアム)での女子プロ野球を観に行くことにしていましたが、携帯無しでは、待ち合わせの連絡がとれないので、一旦自宅に戻らないといけないことになってしまいました。 修学旅行ガイドでは携帯を忘れると、何か緊急の事態が起こったとき大変になりますので、こういうことがないように忘れ物対策をしっかりしないといけません。 上賀茂御園橋バス停の近くの「なか卯」で昼食。 ●上賀茂神社 「賀茂大社」の石碑 門前菓子の「葵屋やきもち総本店」 「一ノ鳥居」 「ならの小川」 「御手洗川」に「御物忌川」が合流した後「ならの小川」となり、「明神川」へと流れます。 藤原家隆の「ならの小川」を詠んだ短歌。(小倉百人一首) 「神馬舎」白馬の神馬「神山号」が出社する建物 「二ノ鳥居」 「細殿」(重要文化財)前に「立砂」 「細殿」の右が「橋殿」(重要文化財)。「橋殿」の下は「御手洗川」。 斎王代御禊の儀で斎王代が手を清めるのがこの橋殿。 「楼門」(重要文化財)と「玉橋」(重要文化財)。玉橋の下を流れるのが「御物忌川」 楼門右側に「片岡社」 玉依比売命(賀茂別雷神の母)を祀る上賀茂神社で筆頭の摂社。 古くから縁結びや子宝の神様として信仰されてきました。 紫式部がこの社に何度も通い、自らの恋の成就を祈った歌も残されていてます。 葵の葉をかたどったハート型の絵馬に願いを書き込み、奉納することができます。 さらに、この片岡社の西側には、屋根が付いた重要文化財の「片岡橋」があります。 楼門をくぐったところにテントを張った「京の夏の旅」の受付がありました。当会メンバーが受付をしています。会員証を見せて新入りで勉強に来たことを伝え、挨拶して先に進みます。神社のパンフレット以外に紙製の清掛(きよかけ)をいただき、それを着けて本殿前の棟の部屋に入ります。神職の方の説明が始まるところでした。この前にも我が会のメンバーがいて、特別拝観の方を神職の方が説明する部屋に誘導していました。 神職の方が上賀茂神社の沿革を説明してくださった後、お祓いをしていただき、本殿・権殿前に移動しました。 そこでも、同じ神職の方が本殿・権殿の説明をしてくださいました。 両棟は国宝に指定されているので、建て替えることができないので、式年遷宮の際は、屋根の修復などに留めているとのこと。 権殿は本殿で何かあった場合に、ご祭神を移す場所です。式年遷宮のとき、ご神体が本殿から権殿に一時的に移されたそうです。 本殿すぐ前の庭は天皇陛下しか入れないそうです。実際に天皇・皇后両陛下がお参りの来られた際は、天皇陛下のみが本殿すぐ前の庭からお参りされ、皇后陛下は我々が説明を聞いた場所からお参りされたそうです。 最後に、全員が並んで2礼2拍手1礼で参拝をしました。 ご朱印をいただいた後、会のメンバーに挨拶をして、もう一つの特別拝観の場所である「庁屋(北神饌所)」(重文)に向かいます。 紫式部歌碑 「渉景園」 2000年に復活された「曲水の宴」はここで行われます。寿永元年(1182)に神主重保(しげやす)が行ったことに起源をもつもので、当日は斎王代陪覧の下、当代一流歌人によって和歌が詠まれ、冷泉家時雨亭文庫の方々によって披講されます。 奥に山口社。 山口社の右手前に「願い石(陰明石)」 「丁屋(ちょうのや」(北神饌所)で、神宝が展示されています。 5月5日に行われる競馬会神事を行う場所としても使われています。 本殿・権殿のほうは、説明は神職さんがしてくださるので、受付と高倉殿への案内のみのようです。丁屋は受付+中での説明で2名。これらに交替要員を入れて、恐らく合計5人体制だと思います。エリアの会議では、説明をする必要はあまりないのでいいが、夏の暑さが大変とのことでした。受付や高倉殿への案内はもちろんのこと、丁屋の説明は屋内ですが、エアコンはないので、暑さは大変だと思われます。 上賀茂神社前から午後2時過ぎの4番系統のバスで下鴨神社に向かいました。 (続きます) ------------------------------------------------------------------- よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/08/25 03:19:34 PM
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