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カテゴリ:気になったニュース・CM
【2020年10月2日(金)】
9月28日、読売朝刊から。 スイスで、父親に2週間の有給「出産休暇・育児休業」を法的に認めるかどうかという国民投票が行われ、賛成が多数となる見込みだが、「育児は母親」という保守的な価値観から、反対する声も大きいというニュース。 スイスには、これまで父親に有給の産休・育休を認める法律がなかったとのこと。昨年9月に、父親を対象に2週間の休暇を設け、国の雇用保険から収入の80%を支給する法律が可決されたが、中小企業企業経営者らが中心になって署名を集め、国民投票に持ち込んだとのこと。 伝統的な男女感も背景にあるようです。スイスで女性が参政権を得たのは1971年と遅く、母親に有給の産休(14週間)が認められたのも2005年になってからだそうです。 スイスは先進的なイメージがあったので、少々驚きでした。EUにも加盟せず、通貨もユーロではなく、欧州諸国と足並みを揃えない閉鎖性も影響しているかもしれませんし、山岳国という点も保守的であることを助長しているのかもしれません。未だに国境検問があります。 記事に父親に賃金と同等の給付金が支給される産休・育休の期間のグラフがありました。下に示します。日本がダントツで1位というのにもビックリしました。制度を手厚くして少子化を食い止めようということなのでしょうが、実際の取得率は約7.5%とまだまだ低いようです。果たして、日本の少子化はどこまで行くのか。 ![]() よろしかったらぽちっとお願いします。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020/10/02 09:59:30 PM
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