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さぼり父さんの戦略日記

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2010.06.25
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無事にiOS4にアップデートして、

このBlogはブルーツゥースキーボードで書いている。

なかなか快適で十分使える。

やっぱりアップデートしてよかった。

ただ、日本語の変換がイマイチで、

使っているとイライラすることがある。

ATOKが出ないかなと今度はそれを待ち望む自分がいる。

昨日は代休を取り、ゆっくりと時間を過ごした。DVDを観て、

夕方から近くのマクドでハンバーガーをかじりながら、小説を読んだ。

なんともゆったりとした時間の使い方だ。

観たDVDは「サイドウェイ」日本語で言うところの「寄り道」

人生の半ばを過ぎた男親友二人が、片方が結婚をするので、

一週間の最後の独身旅行をするその旅先での出来事。

これから完全にネタバレ内容になる。

内容を知りたくない方は、ご注意ください。

一人は昔はtvシリーズで名を馳せたが、

今は声だけのコマーシャルをしている。

もう一人は、これが主人公なのだが、

小説家志望のパッとしない英語の教師。

実際、自分の半生を題材にし小説を書き上げて、

今は出版社で出版の審議中。

アメリカではよくあるようなのだが、

もてないダメダメ男を描く映画が多い

よう、それもコメディの。これもそんなのりの

映画がだと観始める。

なにせ、暖かそうなブドウばたけが

一面に連なり、ワイン三昧と、ゴルフ三昧、そして、俳優の方は、

女三昧を目的にこのたびに出ているのだから、きっと、バカ笑い

ができる話だと思っていた。

それか、ジャケットの写真が、暖かな光に包まれて、カップル二人

が仲良くピクニックなんぞしているので、傷心の主人公と、エロ俳

優それぞれが、永遠の愛を知るよくあるアメリカ的な、甘くて楽し

い愛の映画だと思っていた。

が、それがどうして、明るい日差しの中、かなりディープな話が展開する。

ただ、あくまでもコメディの要素を強く出しているから、表面的には実に

笑えるし、バカなんだけど、冷静に起こったことを見ると、目も当てられ

ない、人生の半ばを過ぎ、すべてを失い、そして、唯一の希望も失った、

男の現実と出会う。

主人公の英語教師は、最愛の妻と別れ、2年間失意の中へ、ほぼアル中。

ただ、ワインへの造形は深く、この旅も、昔し妻と行ったワインの産地に行き、そこで、あらゆる銘柄に舌鼓をうち、相棒の何もわからない俳優相手に、うんちくを語る。

しかし、この相棒、かなりの曲者で、本能に従い女を漁る。ワイン生産農場うで働いている女性を口説き、さっさと、関係を持ちそれどころか、彼女の子供や親にあい、未来の夢を彼女に語る。

奇しくも、彼女の親友が、主人公が馴染みの店でウェイトレスとして働いており、その事で共通の知り合いとなった4人は、実にいい関係で時を過ごして行く。

そのウェイトレスの女性は、大学教授と結婚していたが、その時にはすでに別れており、ワインのを愛し、学びつつ、その店で働いていた。

ある夜。4人は食事をした後、俳優の彼女の家での見直す事に。そのとき、

主人公はワインを通じ、彼女と深く理解し合う。

そして、妻を失い、失意にくれ、気が付くとワインに酔い溺れて逃避している主人公が、再び愛の気持ちを取り戻す。

まあ、そこで終われば、めでたしめでたしだが、何故か、この物語はそうは終わってくれない。

ちょっとしたきっかけで、主人公の一言で、俳優の結婚がばれ、農園の彼女が怒り狂い、ヘルメットで俳優の顔を連打し、関係もうち壊す。

案の定、主人公とワインの彼女との関係も終わる。

その後、性懲りもなくこの俳優、別の女に手を出すのだが、ちょいと蛇足じゃないかなと思う。

まあ、しかしこの時をあまり観たくないすごいシーンがあるんだけど、それは観てのお楽しみ。

ただ、ちょっとなるほどなと思ったのは、情事をシケこんだこの俳優、旦那が帰ってきて素っ裸でホテルに戻るのだが、大切な結婚指輪を忘れてきたのを思い出す。

主人公は、今更し方がないので、なくなったと言おう。となだめるのだが、

結婚する彼女との大切なものなので、なくしたなどと言えない。

その事がばれたら、彼女を失ってしまう。今さらながらだが、彼女を失いたくないと、メソメソ泣くのだ。

これって、真実の愛に目覚めたってコトなのか?

無事に指輪も戻り、帰路に着く。俳優は後は結婚し幸せに暮らすだけと、せいせいしているが、主人公は新しい愛の息吹も摘み取られ、唯一の望みの小説もマーケティングの方法、つまりは、売り方がわからない、露骨にいえば、暗過ぎて売れないと、出版社に言われ、出版の夢は潰えた。

帰路に着く時、俳優に主人公が言う。

「俺は人生の半ばをを過ぎたのに、何も成しえていない。」と。

後日、俳優は多くの人に祝福され、美しい妻とともに結婚式を挙げた。

それに出席していた主人公は、式が終わり帰ろうとしていたその時、別れた元妻に声をかけられる。傍には、紳士が。彼よりも素晴らしい。

元妻は善い女性だった。

知性の香りのする黒髪を結いあげ、

慈悲の微笑みを投げかけている。

繊細さを持ち合わせていながら、

他者の繊細な臆病さに手を添えるコトのできる女性。

主人公は、またワインでもと言う。

彼女は、今度は飲めないと返す。

どうして?

お腹に赤ちゃんができたの。

主人公の顔に残っていた彼女への愛が、永遠の彼方へ遠のいた。終わったのだ。それをはっきりと知った。

その夜、61年製の最高級ワインを、

まだ彼が妻と暮らしていた時。結婚記念日にと、用意したワインだった。

それを、ファースドフードのハンバーガーの友とした。

再び日常が始まる。漆黒色のすす汚れ、硬直した日常が。

学校で生徒の朗読を、記憶の彼方でボンヤリと聞き、思い足取りで、階段を登る。部屋に帰り、記録されているプログラムの様に、硬い椅子に座る。

しかし、その日は違った。

留守番電話に記録が。あの彼女からだった。

連絡が遅れたコトを詫び、理由が彼が書いた小説を読んでいたからだと伝ええ。近々大学を卒業し、引っ越すかもしれないと伝えた。もし、会うのならば、さほど時間がないとも。

場面は、車。

あの街への道。

彼女の家の階段。

登る彼が。

そして、ノック。

正直、観終わって、少し立ち、こうして記憶を頼りに書いているが、思い返す度に、もう少し丁寧に主人公の姿を描いた、視点で作り直せないかと思う。

演出がなにかバランスが悪い。

コメディとシリアス、エロが、

それぞれが、立ってはいるけど、

打ち解けあって、一つの話に昇華してない。

確か、アカデミー脚本賞をとったようだから、骨の部分はいいんだろう。

それは感じる。それだからこそ、なにか実に残念な感じがしてしまう。

もしかしたら、日本の俳優でリメーク

されていて、そのキャストがおしゃれな大人の恋愛風に見せていたから、

そして、彼らが美しいブドウばたけに逆光に輝きながらいたから、自分勝手に洒落たストーリーを創造したせいかもしれない。

実際のこの映画は、はちゃめちゃな不倫の映画であり、全てを失った、男の悲しさの映画である。

こうしてこの映画を僕なりに締めくくってもいいかもしれない。だけど、

ダメだと言って終わるのには、なんとも愛らしい、好きにならざるを得ない映画なのだ。

バカな話で、哀れな男たちなのだけど、そして、女なんだけど、その中に織り込まれている悲しさが、そうだ、そうだろう?と、声をかけてくる。

これが、愛おしい。

だから、いい映画なんだ間違いなく。

まあ、この主人公があんまりにも自分の境遇に似ているので、親近感がわいただけかもしれないけれど。

ただ、少なくともこの映画をこのセリフだけは、忘れないだろうな。

「俺は人生の半ばを過ぎているのに、なにも成していない。」

それでは、いい加減書くのやめないと、嫌がられてしまう。さようなら。

 

 






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最終更新日  2010.06.25 21:23:39
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