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ももたろうサブライ

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2007年07月11日 楽天プロフィール Add to Google XML

「ボルベール〈帰郷〉」なんだこの爽快感は
[ 映画 ]    

監督 ペドロ・アルモドバル

「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」と合わせて「女性讃歌3部作」というふれ込みですが、実はどちらも観ていません。



少しあらすじ
 ライムンダ(ぺネロぺ・クルス)には一人娘のパウラとグータラな夫がいる。ある日、夫がパウラに関係を迫り、抵抗したパウラに刺し殺されてしまう。ライムンダは愛娘を守るために死体を近所の空き家になっているレストランの冷凍庫に隠す。そのさなか、今度は故郷に住む伯母の急死の報せが来る。ライムンダの姉ソーレが葬儀へ駆けつけたところ、彼女はそこで死んだはずの母イレネの幽霊を見たという噂を聞く。
 近くで映画を撮影しているクルーが、営業していると勘違いしてレストランを訪ねて来る。ライムンダはランチを提供することになり、レストランは繁盛する。

感想
 二つの殺人と二つのレイプ(一つは未遂)事件が重要な鍵になっているわけで、陰惨なドラマのはずなのだけど、不思議なくらい、明るさに満ちた爽快な作品になっている。

 死体を他人のレストランに隠したり、そこでちゃっかり稼いだり、「ラテン系の」と言えば、それだけで済んでしまうかも知れないが、こういう明るさやたくましさは女性にこそ似つかわしい。(女性が観てどう感じるかよくわからないけど)

 私は、レストランで調理をするぺネロぺ・クルスの姿を「かもめ食堂」の小林聡美と重ねて見ていた。かたや南欧スペイン、かたや北欧フィンランドとまったく空気感は違うが、いずれも食事を提供する行為の中に女性の強さがにじみ出ているように感じさせる。そう言えばライオンだって狩をするのはメスで、オスは威張っているけど種馬(種ライオン?)に過ぎないとも言える。(男女の社会的分業を言っているわけではないので悪しからず)

 ぺネロぺ・クルスは太陽のような明るさとたくましさだけでなく、生い立ちの暗さを背負った主人公を見事に表現している。その姉を演じるロラ・ドゥエニャス、娘ヨアンナ・コボ、母カルメン・マウラも好演。


最終更新日  2008年02月25日 20時38分43秒
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TBありがとうございました。   さんでぃ...さん


Re:TBありがとうございました。(07/11)   ももたろうサブライさん


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