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カテゴリ:映画
監督 吉田大八
少しあらすじ 娘を連れて出戻ったなおこ(菅野美穂)と、その母まさこ(夏木マリ)が営む町に一つの美容室「パーマネント野ばら」。町の女性たちは日々店に集って、うそも本当もないまぜにしたおしゃべりに興じていた。 一方、なおこは高校時代の恩師カシマ(江口洋介)と密かに会っていたが・・・。 感想 田舎町の閉塞感。その中で精一杯生きている女性たちを描いている。あまり魅力を感じるテーマではないのに、後に不思議な余韻が残る。 30代、子持ち出戻りのなおこを演じる菅野美穂の色気に魅せられる。そして小池栄子と池脇千鶴、夏木マリらの演技力と存在感。それだけで十分楽しめる。 なおこと高校教師カシマの関係は「?」と思う場面がある。その「?」は終盤になって解決するのだけど、その悲しさ。そこで小池栄子の明るさと力強さが救いになる。脚本とキャスティングが見事。 ラストシーンの菅野美穂の表情が素晴らしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.07.04 17:50:20
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