テーマ:DVD映画鑑賞(13597)
カテゴリ:アメコミ
2005年9月公開 監督:ティム・ストーリー 制作費:1億ドル 最近でも、「スパイダーマン」シリーズや『ダークナイト』などが日本でもヒットを記録したのは記憶に新しいことろですが、本国アメリカでは2000年に公開された『X‐メン』の大ヒットを受けて、多数のアメコミ作品が次々と実写映画化されました。 本作もその中のひとつ。 (といっても、もちろん、日本でも公開されていたのですけれどね) インビジブル・ウーマン役に『シン・シティ』などのジェシカ・アルバが出演。 [簡単なあらすじ] 天才科学者リード・リチャーズは、宇宙空間での遺伝子の研究・実験の資金を出資してくれるよう、学生時代の友人で、今や巨大な会社の社長となっていた、ヴィクター・ヴァン・ドゥームを訪ねる。 ところが、そこで彼が出会ったのは、ヴィクターの秘書を務めている、リードのかつての恋人スーザンであった。 リード、親友のベン、スーザン、その弟ジョニー、そしてヴィクターたちは宇宙ステーションで実験を始める。 だが、そこで思いもよらぬ事故が発生。 未知の宇宙線を浴びた彼らは、思いもよらぬ超能力を身につけてしまった―― 「ファンタスティック・フォー」は、「X-MEN」や「スパイダーマン」と並んで、アメリカでは抜群の人気を誇るヒーローチーム。 ただ、悲しいかな、日本ではX-MENとの共闘作品である「オンスロート(漫画)」くらいでしかお目にかかる機会がなく、知名度は今ひとつ。 (アニメ作品が、「宇宙忍者ゴームズ」のタイトルで1969年に放映されていたことあり) そのため、日本公開時も認知度の低さゆえに苦戦をしいられたのですが――、 実にもったいない! かなり面白いんですよ、この映画。 サブタイトルに超能力ユニットとある通り、ファンタスティック・フォーはメンバー4人全員が、特殊な能力を持ったヒーロー・チーム。 全身から火炎を発生させることができ、飛行も可能なヒューマン・トーチ。 桁外れの怪力をもつ、岩石人間ザ・シング。 姿を透明にすることができ、あらゆるエネルギーを遮断するシールドを張ることもできる、人気女優ジェシカ・アルバ演じるインビジブル・ウーマンことスーザン・ストーム。 さらに極めつけは、リーダーMr.ファンタスティックこと、元祖ゴム人間リード・リチャーズ。 現代のVFXが可能にした、彼の驚異的なまでの伸びっぷりは、ヒューマン・トーチいわく、「キモチワルッ」(こういう軽妙なユーモアが全編に織り込まれているのも本作の魅力のひとつ)。 ようやく時代が彼らの能力に追いつくことができた。 まさに、現代の映像技術を駆使して、作られるべくして作られた映画なのです。 (ジェシカ・アルバが神田うのに、ヨアン・グリフィズ(リード・リチャーズ)がインパルスの板倉俊之にそれぞれ似ている、とか関係ないところでもちょっと笑えます) なぜか一緒に超能力者になってしまった宿敵ドクター・ドゥーム(こちらの方がカプコンのゲームに出ていたので有名?)の鎧も、原作通りの見事な出来栄え。 (あの鋼鉄のマスクは、『スター・ウォーズ』のダース・ベイダーのモデルでもあるんですよ!) 若干子供向けのドタバタアクション風味なので、深いテーマやドラマ性といったものは薄いですが、アクションシーンや映像の面白さは大人でも十分楽しめる出来です。 『スパイダーマン』と比べても、人数から考えて単純に4倍の面白さ。 家族で映画を観る、という方にお勧めしたい映画です。 ********** ファンタスティック・フォー [超能力ユニット] 【送料無料選択可!】ファンタスティック・フォー: 銀河の危機 特別編 [廉価版] / 洋画 この映画の詳細(Amazon)。 ⇒ファンタスティック・フォー (超能力ユニット) [DVD] ファンタスティック・フォーシリーズの記事はコチラ ⇒「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」 その他のジェシカ・アルバ出演作品の記事はコチラ ⇒「シン・シティ」 アメコミ原作映画の記事はコチラから ⇒アメリカンコミック原作映画(リンクページ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.28 12:24:17
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