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さっちゃんのお気楽ブログ2

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2017年01月16日
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標高約700メートルの川井峠は、国道438号線で繋がる
神山町上分と美馬市木屋平の境界地点にあり、川井トンネルから
木屋平側に少し下った斜面に約20本の枝垂れ桜が咲きます。
やわらかな淡紅色の桜の花は、周辺の山の緑に映えて本当に美しく、
この季節、峠からは剣山など雪を被った山並みを綺麗に望むことが出来ます。

「藍の風」短歌集より

 「川井峠」の春

   峠路に立ちて山脈見はるかす枝垂れ桜の花匂う下

   足元の定まらぬまま仰ぎ見る枝垂れ桜の宙の華やぎ

  「あれが剣山、一の森」と指す指先に白き残雪









「藍の風」ミニエッセイより

 「俳句の命」

榎本其角またの姓を宝井というから
昔ラジオで聴いた赤穂浪士の講談などに出てくる人物であろう。

「鐘ひとつ売れぬ日はなし江戸の春」の句は落語で聞きおぼえたようだ。
芭蕉の弟子で師の死後才におぼれて洒落が過ぎ脱線したというが、
そこに江戸庶民にうける魅力があったのだろう。

「切られたる夢は誠か蚤の跡」はふざけた句だが、芭蕉の評が面白い。
曰く「彼は定家の郷なり。さしてもなきことを
ことごとしく言い連ね侍る」と。耳が痛い。

句の生命というものは不思議なものである。
我々の句が後世に残る見込みは殆どない。
まして、咄し家のネタになるほどのスターにはなれまい。
CMに顔を出す俳人はいるけれど。

    昭和五六年 「俳句とエッセイ」 五月号に掲載











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最終更新日  2017年01月22日 15時38分51秒
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