荒木田土の濁りをなくすには?
水鉢ビオトープ作りで欠かせない水辺の植物用の土の一つに、荒木田土(あらきだつち)という名前の土があります。 荒木田土荒木田土(あらきだつち)は、田んぼ(水田)に使われる土です。有機質を含む粘土質の土で、水生植物の他、腐葉土やピートモスと混ぜて使用すると柔らかく通気性のある鉢植え用土になり、「キク」などの鉢物栽培にも使われます。保水性にも富むので水生植物(水鉢ビオトープ作り)にも向いています。荒木田土(あらきだつち)は塊が大きい土です。そのままではなく、塊をよくほぐして使います。難点は水を注ぐときかなり濁ること。しかも濁りがなかなか(2~3日)取れませんですから水鉢に水を溢れさせてある程度、濁りを流しますが、完全に濁りが沈むまで数日くらいかかるのです。さて荒木田土の濁りをなくすには荒木田土を使って水鉢ビオトープを作る時、まず入れたい量より少なめに荒木田土を入れ、表面を覆うように赤玉土(又は園芸の土など)を入れます。水はじょうろなどでそっと注ぎ、あふれさせ、濁りはある程度流します。つまり荒木田土の表面を別の濁りにくい土で覆います。最初は濁りますが、濁りをある程度流した後はしばらくすると透き通ってきます。もっといい作り方があるかもしれませんので参考に。又、水鉢ビオトープ用の土は荒木田土に限りません。普通の園芸用の土や砂利なども使えます。ただ肥料の効きすぎた土だと中に入れるメダカなどが死んでしまうことがあります。注意してくださいね。心の癒し、超簡単!誰でもできる水鉢ビオトープ「水鉢ビオトープで使う土と肥料」も参考にね。→ビオの土・水生植物の土・砂利・小石水生植物(植えつけるもの)ウォーターガーデンの水鉢 ビオの土・水生植物の土・砂利・小石 水生植物(植えつけるもの) 水生植物(浮き草) メダカなどの水生動物(生体)