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私の分娩所要時間は328時間25分です。
3月28日に娘を産み、4月10日に胎盤を排出できてようやく半年が経ちました。 娘の6~7ヶ月検診も終え、中秋の名月とともに私にもおつきさまが訪れ、 産後が終わったのを感じます。 癒着胎盤というと個人医院でも大病院でも死亡例があり、 現在の医療技術では予見できないし、産後にわかったとしてもどこが癒着しているのかは確定できません。 1万~5万分の1という稀なもので妊娠中の人や出産を希望する人を 怖がらせてしまうかも…と記事にするふんぎりがつかずにいました。 しかし、私が癒着胎盤と向き合えたのは娘が来るよと教えてくれたYくんママのおかげ。 もしかしたらこの記事が誰かの支えになるかもしれないと思い、綴ることにします。 癒着胎盤→子宮摘出は昔の話になるように、 私やYくんママのように子宮温存できたケースが 偶然や強運ではなくなりますようにと祈りをこめて書きます。 私もYくんママも流産経験者です。 癒着胎盤は経産婦や流産経験者はなる確率がややあがるそうですが、 頻度は1万分の1程度なので、私達が相当特殊だと思っていただく方がよいかと思います。 Yくんママは前置胎盤だったので、癒着胎盤は合併症として 予見しえたのですが、出血が多く、胎盤の劣化もあり、 手術時に癒着していた部分を医師があえてかさぶたのように残し、 自然に吸収、排出されることをめざし実際にそうなりました。 彼女は二人目を癒着なく出産し、癒着胎盤を乗り越えた人です。 彼女の出産はフルコースで、書き尽くせないので、 癒着胎盤の部分にだけスポットを当てます。 私の場合は、胎盤と血管が癒着していて子宮の中に全部の胎盤があり、 抗ガン剤(メソトキセレート MXT)と子宮動脈塞栓手術を併用して、自然排出できました。 ちなみに二人とも医大病院での出産です。 私はなかなか授からなかったこと、流産を経験していたことから ごく自然に子どもの安全を考えて医大を選択したのですが、 結果としては自分にとって最良の選択になりました。 理由は後述しますが私は娘を抱くことができたのは、癒着胎盤のおかげだと思ってます。 続きはまた(^o^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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