おいしいルバーブ、成分、食べるときの注意今回は味の見分け方から。 (前回の話は、ラバーバー ルバーブ と 蕗 と アンジェリカにあります)。 最近、日本ではとりわけ赤い種類が出回っているらしいが、 ドイツにあるのは、下から上まで真っ赤っかという種類ばかりではなく。 茎の薄皮も緑のもの: 非常に酸っぱい 茎の薄皮は赤いが、茎肉は赤い:少し渋みがあるが、酸味はより穏やか 茎の薄皮、茎肉ともに赤い: 酸味は穏やかで、木イチゴのようなかおり というわけで、なるべく茎の中まで赤いものを選ぼう。 ・・・といっても、茎の中までは、実は、切ってみないと分からないんだけどさ。 これは、切ってみたら珍しくも真っ赤っかだったので、写真を撮ってみた。 そうそう、ルバーブは、最近、日本でも注目されているらしい。 アルカリ性で、ビタミンA, B1, B2, C, ナイアシン、 そしてカリウム、カルシウム、リン酸、鉄分等のミネラル分を豊富に含むこと、 とりわけ、リンゴ酸、クエン酸、葉酸を多く含むので 整腸作用、血液浄化作用、さらには利尿作用があるといわれている。 ところで、整腸というのは、腸をきれいにする方、つまり、便秘に効くということです。 気をつけてほしいのは、シュウ酸を含んでいるため、 生ではあまり食べないように。 ということ。 結構、サラダなどの生食を勧めているサイトがあるが、避けた方が無難。 胆石、痛風持ちの人は、 ルバーブはそれらを悪化するおそれのあるシュウ酸を含んでいるので、 絶対に避けるべき。 シュウ酸に敏感な人は、胃腸痛などを起こすこともある。 古くは、このシュウ酸が植物の生長とともに増加するため、 それで、ドイツでは、6月24日のJohannistag(洗礼者・ヨハネの日)や、夏至を境に、収穫をやめるとされていたが、 その後の研究で、シュウ酸をルバーブから摂取できる量は限られていると分かったため、 但し、花芽がつくと急に筋っぽくなって、まずくなるそうな。 ちなみに、6月24日をもって、白アスパラの収穫も終わり。 さて、シュウ酸はカルシウムと結合するので、 ジャンル別一覧
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