カテゴリ:パステルアート
はじまり (つづき) 紙の半分くらいがきみどり色とみどり色で埋まったとき 「絵は描けない」と思っていた私の中で なにかが「ポンッ」と音を立ててはじけました 私が「絵」を描いている。 絶対絶対無理と思っていたのに 私にも「絵」が描けたんだ あんなに長い間、出来ないと思っていたのに・・・ 緊張で胃が痛くなるくらい「出来ない」と思っていたのに・・・ 「絵を描く」って、これで良かったんだ そう思ったら 嬉しくて嬉しくて 涙が出そうになりました。 もう止められないくらい 気持ちが高ぶっていました。 次も迷わずオレンジ色を取ると また、シャカシャカと急いで削りました。 そして乗せたオレンジの色の 暖かい感じ、優しい感じに 心があたたかいものに満たされていくような感動を覚えました 先生から、また思いもよらない言葉が出ました。 「目の前にある練りけしで、ポンポンとやってみてください」 言われるまま、練りけしをポンポンと紙に押し当てると 暖かい色彩の中に やわらかいやわらかい真綿のような光が入りました。 更に感動です。 そして 周りのテープを剥がしたら 描いた絵をクルクルとまわして見ます。 真四角の紙は上下左右を入れ替えることができます。 上下や左右を入れ替えると まったく違う絵に見えます。 また「へぇ~」と思いました。 私はやはり初めのままの位置に決めました。 表に、タイトル(感じたこと・思ったこと)と 名前を入れて終わりになります。 私は、あたたかーい色合いの絵から あたたかい「春」を感じました。 でも、春のように花も無いのに 「春」なんて堂々と書いたら恥ずかしい。 そんな気持ちが出て、裏に小さく「春」と書きとめました。 名前のサインは 学生のころ、良く書いていた「sae」の文字です。 「描けた・・・」 描けないと思っていた「絵」が完成しました 充実感がゆっくりと 身体の中を満たしていきました。 あまりに夢中になったものだから あとから「あ、先生が〇(丸)を描くって言ってたみたいだった」 と思いました。 でも、先生は出来上がった作品に対して 〇(丸)じゃないですね、とは言われませんでした。 何を描いても良かったのです。 (つづく) 応援のクリックをお願いします ↓ ネットのスクール紹介サイトヴィー・スクールに掲載しています 「花いっぱい教室」で検索してください。コーチングカフェ・みちくさ コーチング パステルアートのネット販売ハッピーシオンも、どうぞよろしくお願いいたします 『パステル和(NAGOMI)アート』花いっぱい教室ホームページ 講座日程のご案内 さえオリジナル「発幸アート」もやってます パステルアートとわく☆わくコーチング 4月18日(日)10:30~16:00 東区橦木館 コーチングカフェ みちくさ 4月16日(金)ナディアパーク9階第1研修室で開催します 誕生数秘学カウンセリング 個人カウンセリング受付中です お申し込みはこちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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