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今日は我が愛する兄貴の、46歳の誕生日です(拍手!)。もう46歳だって。思えば、長い付き合いだなァ…。
私と兄とでは、外見から性格からまるで違います。私が身長173センチで体格は太り気味(“気味”じゃないだろ!)なのに対して、兄は(公称)164センチと小柄ながらも筋肉質で、スポーツマンでした。 私はご覧の通り(見えねーよ!)おとなしく、内気でマジメなのに対して、兄はきわめて社交的・外向的、そして短気です。 そんな二人が小さい時、たぶん私が小学校に入る頃から同じ部屋に住み、二段ベッドに寝ていました。 私は小さい時から神経質で、寝る時もなかなか寝付けない方でした。 先にベッドに入っても、右を向いたり左を向いたり、はたまた上を向いたり腹這いになったり、どうしても寝られない。一人で悶々としていると、兄貴が風呂から上がって来る。 (長い風呂だなァ)などと考えている間に、さっさと布団に入る…と、ものの5秒と経たないうちに“グー…グー…”という寝息が…腹立ってきますよ。(クソッ、こっちはなかなか寝られないっていうのに!)。いっそのこと、降りて行って頭をひっぱたいてやろうか…などと、つい考えてしまいます…が、間違ってもそんな事は出来ません。後が怖いモン。短気なんですから、ホントに。一度、こんな事がありました。 私が中学1年か2年、兄貴が高2か高3の頃。 「明日早いから、○時に起こしてくれ。いいか、絶対だぞ!」 そうか、絶対かァ。でもなかなか起きないんだよなァ。それなら…と、素直な私は、前夜、当時趣味だったモデルガンの中からコルト・ピースメーカー(西部劇の回転式拳銃)を選び、弾頭に通常の3倍の火薬(もちろん禁止ですよ)を詰め、準備完了('◇')ゞ 翌朝、普通に起こしたが当然起きない。そこで用意しておいたモデルガンを取り出し、銃口を兄貴の耳に向け、撃鉄を起こしてからゆっくりと引き金を引く…この瞬間がたまらない(危ないヤツ!)、 “パ~ン” という乾いた音と共に、辺り一面には火薬の匂いが立ち込める(う~ん、この匂いがイイんだ!)。 運動会のスタートのピストル、アレの約3倍の火薬の量ですから、その音たるや、半端じゃありません(でも、山の中の一軒家みたいなモンだから別にいいんです)。さすがに寝起きの悪い兄貴も飛び起きて、 「な!なんだァ!?」 と、辺りをキョロキョロ。当然そこには、でっかいモデルガンを構えた可愛い弟の姿が…、 「オハヨ!」 「・・・てめえ、何しやがる!」 と、頭をひっぱたかれてしまいました。何故?どーして?どうしてボクが叩かれなければイケないの?絶対起こせ!って言うから起こしてあげたのにィ。ワテ、ええ子や(オマエはジャリテンか?)・・・世の中理不尽だ・・・。 兄貴はそのまま寝ちゃったし、私もふて腐れて寝てしまいました。 それからどうなったか?覚えちゃいませんよ。私はちゃんと起こしたんですからネ(笑)。 思えばいろいろな事があったなァ。おとなしい弟としちゃあ大変だったけど、でも面白かったな。 兄ちゃん、誕生日、おめでとう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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