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みかんの木を育てる-四季の変化

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2012年06月01日
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カテゴリ:みかん栽培

みかん栽培、5月のまとめ

5月は、みかんの花と香りの季節でした。

5月、まずは、待ちに待った甘夏の季節です。
甘夏は、果実とつぼみが同時に見れるという不思議さをもっています。

032
                                   (5月5日)
甘夏は、いろいろな柑橘の種類の中でも、一番遅く果実が収穫されます。
8月末のスダチに始まって、中心の12月のウンシュウミカン、
それから、さまざま種類の柑橘類を楽しんできましたが、
そのしんがりが甘夏です。
甘夏の収穫の時には、その時点で、次期の花のつぼみがすでにふくらみ出しています。

5月はみかんの花の季節ですが。
今年のゴールデンウィークは、その6日には花のつぼみが広がりました。
去年や、例年だと、その時点では、花が満開になっていたのですが、
今年は、例年に比べて、開花が10日くらい遅くなっていました。

025
                                  (5月6日)
去年は、原発事故、震災とか、日本社会にはいろいろありましたが、
その被害を、今に引きずり続けていますが。
それでも、自然の力というは大したものです。
日本の四季の変化は、多少の差はあっても、今年も見事に示してくれます。
みかんの花の開花も、その一つです。

019
                                  (5月12日)
すべての苦労をいやす力を持っているが、花の開花です。

ミツバチたちも、あちこち飛び回って、一生懸命に蜜を集めていました。
ミツバチというのは、自然にみかんの受粉をさせてくれる、ありがたい益虫です。
みかんと、人と、ミツバチは、共存共栄の関係です。

5月19日には、みかんの花は満開になり、青空によく映えていました。

024
                                 (5月19日)
「みかんの花が咲いている・・・♪」
心ない身にも、歌が浮かんできます。

みかんの花が咲くと、花の香りが、あたり一帯にただよいだします。
みかんの花の香りは、万葉人が衣にたきこんでいたくらいに、よい香りです。
写真では届けられないので、残念なんですが。

こうした5月の様子は、さわやかな風薫る-「はなたちばな」の季節なんですが、
しかし、同時にこの時期は、
いっせいに雑草が繁茂してくる季節でもあります。

021
                                  (5月16日)
それこそ、ひと雨ごとに、ぐんぐんと繁茂してきます。

みかん栽培に限らず、おおよそ農家の作物栽培は、
雑草との競争で、雑草をいかに抑えるか、これが最大の問題です。
しかし安易に除草剤に頼るなんてことはしません。

022
                                 (5月23日)
当方は、鎌一本が、労働手段です。
おかげで、刈った草は有機肥料になりますし、
刈り取った草の下にはミミズが繁殖して、土壌改良をすすめてくれます。
そのミミズを狙って、ムクドリなどの野鳥が集まってきます。
みかん園は、野鳥たちの楽園でもあります。

そして、5月の下旬には、みかんの花は散っていきます。

010
                                  (5月23日)
『万葉集』には、花の散る様子を歌った歌がたくさんありますが、
これを見れば、納得です。

みかんの花といえば、おおよそ花が咲かなければ、みかんの実はできません。
みかんの花のつき具合は、秋のみかんの出来具合を占う、一つの指標となります。
今年は、見事に花をたくさんつけた木も、中にはありますが、
どうやら今年は、全体としてみると裏年のようです。
全体として、花の数が少ない。

それも仕方ありません。
みかんも頑張った年の後には、休みの年がくる。
表年と裏年が、交互に繰り返しているんですね、
「隔年結果」といわれる現象です。
みかんの木も、やはり休みの年が必要なんですね。

といったことで、
5月は、みかん園が、花と香りで、最も美しくなる季節でした。

 






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Last updated  2012年06月01日 19時57分01秒
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