『図書館戦争』の続編。全5話がオムニバス形式になりながら、少しずつ話が進んでいく。「内乱」の意味が分かったのは、本を半ばまで読んでから。
勉強になったのは、日本が戦前、植民地の図書的史料を自国に持ち帰ったり、本来図書館がするべきでないことをしたこと。つまり存続のために時流におもねったこと。小説の中のお話だから判断は保留させてもらうけれど、ありそうなエピソードとして心にとどめておきたい。
江東新館長が行政派にも原則派にも属さない「中立」だったのも道理だ。だって自身、「未来企画」派だったのだから。
それにしても郁のキャラって誰かに似ている…と思ったら、
『ガラスの仮面』のマヤちゃんそっくりなのでした。とくに「紫のバラの人」と「王子様」あたりがね。
追記:派生本『レインツリーの国』図書館に予約入れました。キルゴア・トラウトの『貝殻の上のヴィーナス』とうとう読みませんでしたから、今度は。
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