いつも地表に近いところで花を探して歩いていますが時には少し目線を上に向けると丘陵の木々には様々なツタが絡んでいます。
これはキヅタの花です。
今年の2月25日には実も載せました。
キヅタ(木蔦)
ウコギ科 キヅタ属
といってもまだ花が開いているのは少なくてツボミがほとんどですね。
実はこのキヅタ、花を付けているのがとても少ない。
ほとんどが葉っぱだけのツタです・・・
地表にもキヅタは沢山這っています・・・きっとお気に入りの落葉樹が見つかったらソコから這い上がっていくのかもしれませんね。
いろいろは形の葉っぱがありますね
お店で売られているカナリーキヅタ(アイビー、ヘデラ、オカメヅタ)はこのキヅタの仲間です。
このキヅタ君だって十分観葉植物に見えます。
もう少し経って冬になると実は黒く熟してきますね。
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同じく木本のヒイラギモクセイの花です。
ヒイラギモクセイ(柊木犀)
モクセイ科 モクセイ属
ヒイラギとギンモクセイの雑種ですので花も何となくギンモクセイに似ていますね。
雄株しか日本では栽培されていないのでこれはモチロン雄花です。
雄しべが二本見えています。
とても甘いクリームのような匂いがしました。
狭山丘陵にて 10月中旬撮影