いつものことですが気になっていた植物を思いがけない所で見つけるのは嬉しく楽しいものです。
先週、出かけていたので疲れたのもあり丘陵にいたのは日曜日のほんの二時間ほどでした。
それでも運のいいことに「みどりの森の博物館」近くの茶畑の土手でこれを見つけました。
先日のシーナさんのシダ観察会で教えていただいたフユノハナワラビではないでしょうか。
フユノハナワラビ(冬の花蕨)
ハナヤスリ科ハナワラビ属
この黄色い茎の上にある黄茶色のが胞子で胞子葉といいます。
それに対して下の方にある緑色のシダ本来の形の葉が栄養葉といいます。
この栄養葉が同定の大きなポイントなのですが上の写真ではその部分が写っていないので下の写真を見てください。
実はこれが咲いているところが急な土手になっていて足場が悪く同時に撮れなくて別々に撮りました。
明るい草地に咲いていたのでフユノハナワラビだと思っていたのですがどうでしょう?
フユノハナワラビとオオハナワラビの違いはフユノハナワラビは葉が丸みを帯びていてオオハナワラビは先がとがっているという事です・・・
あとオオハナワラビは茎に毛が生えているということです。
先日たけぽさんがオオハナワラビを載せていらっしゃるので、それと比較させていただきました・・・
もっと増えるといいのですがここでは3株しか見当たりませんでした。
狭山丘陵にて 11月下旬撮影
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ウメモドキが不作と先日、書いていたのですがこんなに一杯実のついたのを見つけました。
ウメモドキ(梅擬)
モチノキ科モチノキ属
もう冬に近い秋の終わりの丘陵の散歩で。