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電話でのやりとり(攻略法詐欺)

具体的に電話を掛けるにしてもどうすれば良いのか?
一応電話請求の流れを記しておきます。
いつもこの通りに進むとは思えませんが、大体こんなやりとりになるでしょう。
良く読んで、理解する事が大事です。
それから、本当に裁判を視野にいれておいて下さい。
コレを攻略会社に見られても問題ありません。返さなければ裁判するだけですからね。



攻略会社電話返金請求の流れ
返金請求額  全額

まずは電話での返金請求を行ってください。受け答えに際して、多少のマニュアルを授けますが、要点を押さえていればアレンジなさっても結構です。

電話を掛け、担当者(出来れば責任者を出させる)
「会員登録をしている(攻略法を購入した)OOと申します。責任者の方とお話しがしたいのですが」

相手がピンと来て、「不在」「電話中」などと言った場合。
「あなたでも結構です。単刀直入に言いますと、会員登録費と攻略法代金¥OOOの返金請求です。この電話を録音させて頂きますが、よろしいですか?」

出来れば本当に録音して下さい。強力なプレッシャーになります。録音するもの(テープレコーダーやMD)さえあれば、携帯に接続するイヤホンは2千円位で手に入ります。

それでもごまかす場合
「返金を請求した事実はこの電話の録音で明確になりました。これだけでも御社が返金請求を棄却した証拠になりますが、あなたはそれでよろしいですね?この懸案の担当者はあなたという事になりますが、責任は取れるのですか?責任者を出して下さい。」

どうしても責任者を出さない場合
「わかりました。この電話の録音でも充分です。正式に返還請求をした事は間違いありませんよね?それをあなた(名前を言う)は棄却したという事に間違いありませんね?」
と言うと、相手は「返さないとは言っていません。私の判断では返せないと・・・」と逃げますので、責任者と連絡をつけさせて下さい。

これだけ言えば電話を切っても結構です。その後、担当又は責任者から電話が掛かってきます。もしくは、連絡を取る手段を提示してくるでしょう。音沙汰無ければ、すぐに内容証明郵便を使っての返金請求に切り替えます。

担当者又は責任者が出た場合
「○月○日に(会員登録と)攻略法を購入したOOです。全額の返金を要求します。理由は「1ヶ月で100万円以上儲かります、絶対大丈夫 信用して下さい」と言われて購入しましたが、私には効果がありません。仮に他の会員がどうであれ、私にとって効果の無いものですから、当然の権利です。弁護士、司法書士、行政書士、警察、消費者センターに相談に行きましたら、「返金は可能である」というお返事を頂きました。そちらに依頼する前に、「まず自分で電話をかけて御覧なさい」と言われ、電話をしています。
 各機関のおっしゃっていた法令は「消費者契約法」における「不実の告知」「断定的判断の提供」「不利益事実の不告知」だそうです。特に、本当は儲からない人もいるのに、「必ず儲かる」と言った事が決定的にコレにあてはまります。私は攻略法を返却しますので、そちらも返金して下さい。現状回復義務が発生するそうですよ。
弁護士さんも「まともな会社ならば、返金に応じるでしょう」と言っていました。応じないと言う事は「まともではない」という事になります。

この最後の「まとも」発言は相手を挑発します。そこを突っ込んで来るかも知れません。例えば「失礼な!うちはまともです!」と言ったら「では返金に応じて下さい」
「名誉毀損ですよ!」と言ったら「いいですよ。その通りですから。まともでない会社に何を言っても良いでしょう?訴えてくれるなら手間がはぶけますね。あ、録音はこの部分は消去しますよ、ははは」と笑い飛ばしましょう。

途中で口を挟んで来ますが、まともに受け答えしなくて結構です。とにかく「法律家」に相談していて、お墨付きを貰っている素振りを見せて下さい。
「100%では無いのだから、負ける時もある」とか、「それを理解してお金を払ったのでしょう?」とか、「手順が成功しないのはあなたの練習不足だ」等というと思いますが、全て「それは弁護士さんと相談した際、問題無いと言われました。要するに、あなたたちの販売方法(広告や、トーク)に説明不足と過剰な言い回しが「消費者契約法に触れるそうですよ。それについての返金には応じなければならないという法律だそうですよ」とでも言っておけば良いでしょう。

脅しなどがあった場合(殺す、痛い目に合うぞ、など)
「この会話は録音していますよ。余罪が付く事になりますから、脅しは止めて下さい。」
又は、
「脅しですか?私も色々な知り合いがおりますから、彼らを連れておたくに乗り込んでもいいですよ。その方が手っ取り早いですか?」(これは悪質な脅しがあった時に言っても構いません。これに反応して、「ヤクザを出すのか?そっちが脅しだろう?」などと切り替えしてきますが、「訴える事が出来るのならばやってみろ。大歓迎だ。手間が省ける」などとうそぶいてやりましょう。

「裁判費用が割に合わないでしょう?」という事も良く言われます。その時には「少額訴訟や本人裁判などがあります。通常の裁判よりも安くすむ方法も相談していますので、ご心配無く。相談している方々は口をそろえて、『返してくれなければ、裁判に持ち込みましょう』と言っています。私もそのつもりでおります」と言えば良いでしょう。

「返金をしてくれないならば、絶対裁判で取り戻す!!」と言い、決意の固さを見せましょう。この辺で折れるはずです。自分の口座番号を教え、振込み日時を確定(猶予は2~3日、出来るだけ早く)させて、「約束」させましょう。「振込みが無かった際はすぐに裁判をするのだ」と、念を押しておきましょう。

「どうぞ裁判を起こして下さい。こちらもそれを望んでいます」が最近の常套手段になっています。本当に良いのか、念を押して下さい。
そして「では、まともでない会社という事を認めるのですね?消費者契約法に触れているのはあなた達なのですよ?裁判を起こすという大変な作業なのですよ。私にとっても、貴方達にとっても。出来ればそれを避けて、話し合いで解決しようというのが企業としての責任ではないですか?結局、諦めさせようとしているのでしょう?では、裁判の際の証拠にしますので、消費者契約法での購入代金の返還は一切しませんという内容で内容証明郵便を送って下さい。これにも応じられないですか?それでも会社ですか?社会的責任を果たしていると言えますか?この内容も録音しているのをお忘れですか?返金してくれる話し合いには応じる気は無いのですか?では、内容証明郵便を下さい」

この辺が一番キツイですね。引き下がらない事が肝心ですよ。頑張ってみて下さい。

一連のやりとりで、不都合がおこっても心配いりません。内容証明でもう一度請求します。
しかし、電話で返金が成立するのが一番です。よく読んで、実行してください。


返金請求電話の要点

・攻略法がニセモノかどうかを論点にしない
相手は万が一にもニセモノと認める事は出来ません。ニセモノかどうかでは無く、「販売時における説明不足と過剰に期待をあおるトーク」を問題にします。
そういう状況で交わした「契約」は解除出来るという法律が「消費者契約法」です。契約解除に応じなければ「消費者契約法違反」です。その場合、「警察も被害届けを受理しますから、簡単に裁判が可能だ」と言って脅します。

・相手の譲歩要求には一切応じない
   代わりにもっと良い攻略法を無料で差し上げます。半分ならすぐに払います。来月の15日まで待って下さい。等の和解案を要求してくる事があります。一切はね付けて下さい。要求は「2~3日中の全額返金」です。これを強調して下さい。要求を飲まなければ裁判。強い意志を見せて下さい。ただし、ご自分で妥当と判断できる条件(半額返金など)の場合は応じても結構です。返金額はなるべく多く引き上げて下さい。

・ 脅しなどに屈しない
   怖がる必要はありません。彼らもそんなにヒマではありません。いたずら電話くらいはあるかもしれませんが(笑)逆にこちらから脅しをかけても大丈夫です。向こうから訴えてくる事は絶対にありません。悪いのは向こうです。

健闘を祈ります。「絶対に取り返す、返さなければ裁判を起こす。自分には弁護士、司法書士、警察、消費者センターがついている」という意気込みで頑張って下さい。


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