攻略法会社相手の訴訟、判決文裁判を起こし、勝訴を勝ち取った方がいます。判決文が手に入りましたので公開します。 ※本人の希望により、一部伏字にしてあります。 ************************************** 平成16年○月○日判決言渡同日原本領収 裁判所書記官 平成16年(ワ)第○○○号 契約代金返還請求事件(口頭弁論終結日・平成16年 ○月○日) 判 決 ○○県○○市○○○○○○○○-○○○○ 原 告 ○○ ○○ ○○市○○区○○○○○ 被 告 攻略会社名○○ 代表者代表取締役 ○○ ○○ 主 文 1 被告は、原告に対し、○○万円支払え。 2 訴訟費用は、被告の負担とする。 3 この判決は仮に執行する事ができる。 事実及び理由 原告は、主文同旨の裁判を求め、請求の原因として次の通り述べた。 1 被告の社員である○○○○は、平成○年○月(とある場所)において、原告 に対し、「パチンコ攻略法」について、「誰でもできる」、「簡単です。」、 「絶対儲かります。」と説明した。 2 (1と同様な内容を別人で) 3 原告は、被告の社員の上記1、2の説明を信じて、平成○年○月○日被告から 「パチンコ攻略法」を代金○○万円で購入し、同日被告に対し金○○万円を支払った。 4 ところが、原告は「パチンコ攻略法」を使用したが、効果がなかった。 5 被告の社員の上記1、2の説明は、消費者契約法4条1項1号の重要事項について 事実と異なることを告げる事に(不実の告知)同項2号の物品に関し将来における変動が 不確実な事項につき断定的判断を提供する事(断定的判断の提供)に各該当するので、 原告は、平成○年○月○日、被告に対し、上記3の売買契約を取り消す旨の意思表示をした。 6 よって、原告は、被告に対し、支払済みの売買代金○○円の支払いを 求める。 上記事実によれば、原告の請求は理由があるからこれを容認し、主文のとおり 判決する。 ○○地方裁判所第○民事部 裁判官 ○○ ○○ ************************************** 以上が判決文です。 内容には手を加えさせて頂きました。原文そのままではありません。 付け加えた所は(カッコ)の部分のみ。 あとは都合により割愛させて頂きました。提供下さった方、ありがとうございました。 いかがでしょうか? 今回は相手側が裁判に出頭して来ませんでした。 仮に出て来たとしたら・・・。1、2の事項を「言ってない」と言い張るでしょう。 その為に、「普段のトーク」を録音しておく必要があると思います。 「何月何日にもこういうトークにより、購入を勧められています。私が購入した時も 同じでした。」と証拠になり得ると思います。また、メールでのやりとり等も証拠に なるでしょう。その際はヘッダー部分も一緒に提出した方が良いと思います。 仮に出頭して来たとしても、裁判所で軽はずみな事は言えません。 「攻略法は効果があるものだ」なんて言ったら「偽証罪」ですから。 とにかく、「消費者契約法」における契約の解除は有効だという事ですね。 コレを見た攻略会社の諸君、あなたの名前が判決文に入るのですよ。被告として。 今回の場合も社長を含め3人の名前が挙がっています。親も泣きますよね。 次に掛かってくる電話が、「証拠集め」の電話かも知れませんよ。 それでも「インチキ攻略法」売れますか? ジャンル別一覧
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