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西條剛央のブログ:構造構成主義

西條剛央のブログ:構造構成主義

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西條剛央

西條剛央

2007/10/28
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カテゴリ:教育
SN390294.jpg







「最後だとわかっていたなら」(“If I knew it would be the last time”)

http://www.youtube.com/watch?v=CX5iZx7FIok


この詩(画像付き)↑は、息子を亡くした父親が書いたものだそうです。

本当に大切なことを謳った詩。



大切な人に見せてあげてください。










































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SN390319.jpg


















最近、なんだか世知辛くなっていますね。

世間は、厳罰化、厳格化の一途を辿っているように僕にはみえます。

世の中には、「自業自得」とか、「謝罪がない」とか、「甘い」とか、「謝罪になっていない」とか、「ふざけるな」とか、そんな非難の言葉が溢れている。

確かに、批判しなければいけないこともあるよね。

でも、多くの「出来事」は、そんなにマスコミを挙げて、国民総出でやるようなことには思えない。

まるで、悪い人、悪いところ、悪い箇所を執拗に探して「怒り」を増幅させていっているかのよう。


テレビなんかをみていると、今の日本は、幸せとはほど遠いところにあるように、僕には思える。


子ども達は、どういう風に、その様子をみているのだろうか。








SN390342.jpg







人間はみんな不完全で、愚かで、飲み過ぎたり、寝過ぎたり、調子に乗ったり、傷つけたり、ずるしたり、さぼったり、後悔したりしながら、それでも、それなりに一生懸命生きている。

少なくとも僕はそう。





人間は、明日自分が、自分の大切な人が、生きているかすら知ることができない。

それどころか、そんな当たり前のことすら忘れている。

そんな愚かな僕たちが、限られた人生の中で豊かに生きていくために大切なことは、「しょうがないなあ」とか、「まあ、お互いさまだし」とか、「自分もそういうときもあったよな」といったように、自分の愚かさに思いを馳せることで生じる「寛容さ」なのかもしれない、と僕は思う。

それが対人関係における「クッション」(緩衝帯)になるのではないだろうか。




SN390379.jpg





調子に乗ったこともなく、誰も傷つけたこともなく、ずるもしたことも、さぼったことも、後悔したこともなく、「清く正しく生きてきた」という人がいたら、僕は怖いなあと思う。

「クッション」がないから。

だから、いつも「正しいこと」を言っている人よりも、たまにまっとうなことをいう人の方が、僕は信頼できるのです。







限られた人生の中で、僕らが「みんなありがとう」と言って死んでいけるようになるためには、何が必要なのだろうか?


幸せに生きていくために、本当に大切なことは何なのだろうか?



研究者も、そういうことを考えなければいけない時期なのかもしれない。






僕も、“本当に大切なこと”を見定めて、伝えていけたらと思う。


当たり前だと言われてもね。





SN390322.jpg
















(画像みれない方のために)
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■最後だとわかっていたなら■

ローラ ホートン

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめてキスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

確かに いつも明日は やってくる
見過ごしたことも取り返せる
やりまちがったことも
やり直す機会が いつでも与えられている

「あなたを愛してる」と言うことは
いつだってできるし
「何か手伝おうか?」と声をかけることも
いつだってできる

でも もしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるとしたら
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして私達は 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だと言うことを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や
「気にしないで」を伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

(訳:佐川 睦)
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Last updated  2007/11/06 05:19:10 PM


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