CB125Tの駆動系を大手術してみた
私の愛車 ホンダ CB125TホンダのCBといえば、ナナハンの代名詞たるCB750を想像する方も多いと思うが125Tはその末っ子と言ってもいいかもしれない。125Tはそもそも本田宗一郎の渾身の作 CB92の直系の子孫であり125ccと言いながらもCBの名を冠するにふさわしいマシンである。うーむ・・・・・なんか大袈裟な前置きになってしまったが今回は私が日常の足に使っているオートバイの話である。125ccのくせにトルクがなく、50ccの原付スクーターにも負けてしまうが回せばレーシングマシンのような走りを見せる変なバイク。長年の酷使でチェーンがだらだらに伸びきっている。最近は異音が酷くなり時々何かがこすれるような激しい振動が発生する。なんとか騙し騙し乗っていたがそろそろ限界。事故起こしたらシャレにならんので修理する事にした。スプロケット前後、チェーン、それと後輪のベアリングを交換する事にした。早速、サクッと分解。驚愕の事実が判明する。なんかしらんが、オイルシールがなくなってベアリングが丸出し。しかも、なんか玉が少ない気がする。大(笑)これでわかった。ベアリングがおなくなりになって、そのおかげで後輪がぶれてどこかが接触してた訳ね。って、これって一つ間違うと大事故じゃん。ガクガク(((n;‘Д‘))ηナンダカコワイワァところがここで問題が発生。ベアリングが外せないというか、ベアリングが崩壊した。外枠を残したままバラバラになったので外枠だけが車輪に残って外せない状態。これでは新しいベアリングを入れる事ができない。ベアリングを外すだけなら、ホームセンターの建材売り場にあるコンクリートアンカーを使えばなんとかなるのだがベアリングの外枠だけなのでさすがにそんな大きなアンカーがない。ベアリングプーラなんかもってないし・・・・・散々悩んだのだがバイクが動かないと日常生活ができないのでなんとかする事にした。具体的には○○が☓☓☓で△△△だ。(真似する人がいるといけないので伏せ字にした)おお、見事にベアリングの修理完了(笑)あとは、スプロケとチェーンを交換して修理完了。試走してみると、今まで戦車のような走り具合だったのが、まるで雲にのっているかのようにスムーズに走る。って、いうか、よく今までこんなバイクに乗ってたなぁ。(笑)しかも、今回前側のスプロケットの歯数を変更した 15→17低速トルクがさらになくなったようなイメージだが元々ないので気にするまい。それより高速域が格段によくなった。ギアが1速増えた感じ。流れの早いバイパスでも充分車に合わせて巡航できるようになった。いやぁ、良かったよかった。