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カテゴリ:TV・ラジオ・本
私はラジオが好きなのですが、今日聴いたラジオ番組がすごかったので
シェアさせていただきます。 NHKラジオ 文化講演会「腸内フローラってなに?医者いらずの驚異の力」 http://www4.nhk.or.jp/bunkakouenkai/x/2016-11-13/06/74807/3894725/ 東京医科歯科大学名誉教授…藤田紘一郎さんの講演を録音したものです。 この方は人間の腸の中に住んでいる細菌を研究されている方です。 細菌、腸内フローラという言葉を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか? 今回の講演はかなり中身の濃い話だったので全部は紹介できませんが かいつまんで説明すると下記のような感じです。 腸内細菌の働きは ●腸内細菌と腸粘膜細胞とで免疫力の約70%を作りだしている。 ●ビタミン類の生成をしている。 ●ドーパミンやセロトニンの脳内物質の合成している。 普通、腸というと食べた物の消化・吸収というイメージがあるが なんと、お腹の調子が脳に影響を与えているらしい。 そして、がん、心臓病、アレルギー、痴呆症のような病気との関連性も高いらしいのだ。 お腹の調子が悪くなると ★特に免疫細胞が活性化しなくなって 毎日数千個生まれているがん細胞を処理しきれなくなるらしい。 また、 ★ドーパミンやセロトニンが合成されなくなる。 うつ病になったり自閉症になったりする。 さらに ★腸に分子レベルの穴が開く、そこから腸内細菌やアレルギー物質が血液に交じる。 ガ━━(;゚Д゚)━━ン!! なんとなんと、お腹の調子が全身に影響を及ぼしていたのだ。 腸内細菌というと、人間がお腹の中に細菌を飼っている状態なのだけど その数なんと・・・・・1000兆以上。 人間の体細胞の数が60-70兆個と言われているので 自分の細胞の数よりも腸内細菌の数の方がはるかに多いのだ。 Σ(゚д゚lll)ガーン 最近、社会問題になっている 癌などの病気の増加。 深刻なアレルギーの増加。 うつ病、自閉症の増加。 全部とは言わないが、多くが腸内細菌の乱れが原因だという。 ちなみに、下記のような事が腸内の悪玉菌を増やして腸内環境を悪くするらしい。 防腐剤等の食品添加物。 運動不足 電磁波 抗生物質。 つまり、コンビニ弁当ばかり食って運動しない。スマホに夢中になる。 タバコを良く吸い、甘いものを飲む食べる。 体調が悪いとすぐに抗生物質を飲む。 前から思っていたのだが コンビニのお客は変な人が多いというのは正しかったのだ。 逆に、善玉菌を増やして腸内環境を良くするには 自然の食物を食べて野菜を多く食べる。 発酵食品を食べる。 運動する。 睡眠を充分取る。 ストレスをなくす。 だ、そうだ。 画期的な研究結果が、昔から言われていた事に繋がるのも面白い。 腸内環境を整えると、病気もしないで、毎日楽しく幸せに暮らせる。 あまりにも単純で、あまりにも簡単な事だけど現代人はできていない。 幸せとは、腸内環境にあったのです。 私も、生活習慣の事をもっと真剣に考えてみる事にします。 ちなみに、腸内フローラのフローラとはお花畑の事。 人間の腸は広げるとテニスコート一面ほどの大きさがあり びっしり腸内細菌が住んでいて まるでお花畑のよう・・・・・らしいです。 ※画像はイメージです。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.11.19 17:34:38
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