狐の施行狐の施行> 2009年の狐の施行は、この行事がある阪本の小学生がただ一人の為、中止する方向で動いてましたが、ただ一人の小学生「西本 真聖」君が6年生になる今年を止めれば、当分実施されることがないので、天辻の人達の協力のもと急遽実施する事になりました。 例年より一週間遅れの30日、夜では無く昼間に行なわれましたが、多分、これが最後で伝統の行事が一つ消えていきます。 役員の方がビデオ撮影されてましたが、これ等の写真も保存価値のある貴重な写真になるかもしれません。 左の写真は道の角などに置いていく施しですが、阪本で唯一祀っている昭和館玄関にあるお稲荷さんにも御供えされました。
お稲荷さんは本来穀物・農業の神さまで、稲が生長し、収穫した稲を棒などに荷のように架けて乾燥させることからの感謝の気持を表しており、この「稲荷」、イネニ・イナニという呼び方が訛って「イナリ」に変化したとのこと! この農業の神さまが、現在では産業全般の神さんとして信仰されています。 話はそれましたが、現在、阪本で幼児がおられるのは、宇井野の吉岡昌彦さんの所だけということになります。 在住していないお孫さんは多いのですが~! 最後に、阪本踊り「やっちょんまかせ」より 子らが夜道のな~こりゃ 凍雪ふんで~ ドッコイショ 提灯つらねてなあ~ 一寸 寒施行 サカヤッチョンマカナラ ヨイトキタ 「なんちき」より抜粋 今宵童寺 お宮の森につどう提灯 あの寒施行 「歴史散策」トップに戻る |