予定通り、ずっと飲むタイミングがなかったルロワを開けました。
これは去年の福袋で買ったんですが、自分でもなぜこんな高いのを
選んだのか? お金を払うときに自分でもびっくりしてたワインです。
買った後で中を見て、周りの人が"これは凄い!! 大当たり!!"、
"オークションに出せば、数万で売れるかも!!"とか言うもんだから、
何かの記念日にと思ってましたが、平日に飲むことになりました。
食事なら鴨が合うと聞いていたので、鴨鍋と鴨ローストステーキを
準備して、久しぶりに食事しながらワインを飲みます。
ルロワ サントーバン プルミエクリュ 1996
LEROY Saint-Aubin 1erCru 1996
購入先:近所の酒屋さん 6000円(2008年の福袋価格)
18時頃に抜栓して、鴨焼いて(写真撮ってたらちょっと焦がしてしまった。)
19時頃から飲み始めました。
グラスに注ぐと、色は茶褐色でかなり薄めです。
飲んだ瞬間。 オオーって(遠峰みたいに)するつもりでしたが、
香りも無く、味も無く... 保存が悪すぎた??(汗)。
でも、さらに1時間待ってたら、ようやく少しずつ香りし始めました。
枯葉、マッシュルーム、ナッツ、シナモン etc いろんな香りが出てきて
もしかしたら、閉じた状態ってヤツだったんでしょうか?
こうなったら、鴨が冷たくなろうがお構い無しで待つしかありません。
(ですが妻はどんどん飲んでいくので、イエローカード出しました。
そんな状態でも、鴨とはとても合うのでもったいないのですが...)
さらに1時間すると、チェリー、ストロベリーなどの果実の香りや、
酸味も感じられるようになり、さらに、いろんな花のような香りに、
チョコレートやら、アーモンドやら、どんどん複雑になってきます。
抜栓してから5時間もすると、とても美味しい状態になりました。
個人評価: 9/10 ★★★★★★★★★ グラス:バルーン
香りはさほど強くは無いのですが、上品な酸味と、複雑な味と香り、
いろいろな情景を想像できる、とても素晴らしいワインでした。
でもきっと、もう高くて買えないだろうな。 (宝くじ買ってこよ)
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