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カテゴリ:トピックス
ウナギとアナゴが、同じエサを大きさで食べ分けて一緒に暮らしているという研究が報告されたという話題。 ウエブトピックスより ウナギとアナゴ、同じエサを大小でシェア 東大調査 真水と海水が混ざった汽水域には両方が生息するため、同じような細長い姿をしたウナギとアナゴはエサを巡って争っているのではないかとお考えになったというのですから、さすがに東大の先生は違いますね。 私ならウナギと聞けば蒲焼で、アナゴなら煮アナゴにして鮨ネタでというように、どちらも食べてしまうことを考えますが・・・。(笑! 岡山県の旭川の水と瀬戸内海の海水が流れ込む児島湾で、2007年9月~09年12月にニホンウナギ380匹とマアナゴ221匹を捕まえ、体の大きさや胃の中身を調べたところ、ウナギは体の大きいアナシャコをアナゴは小さいアナシャコを主に食べていることが分かったということです。 ・・・!? それがどうして、「同じエサを大小でシェア」していることにつながるのだろう? アナゴはウナギより体長が小さいから、捕食するエサも小さくなるのは当たり前のような気がしますし、ウナギは小さいエサを何度も獲るより一度に自分の口に入る範囲の大きさのエサを獲った方が効率がいいから、大きめのアナシャコを捕食するのでしょう? もしウナギが小さめのアナシャコはアナゴのために残しておいてやろうなどと考えているとしたら、人間はもっとウナギのことを考えてやらねばなりませんね。 毎年遡上してくる稚魚のシラスを一網打尽にして養殖に廻し、一匹残らず食べつくしてしまうということを繰り返せば、ウナギがいなくなるのは当たり前というものでしょう。養殖したウナギの中から一定数を(たとえば5%とか10%というように)川に戻してやるというようなことを考えなければならない時期がやって来そうです。 、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年06月28日 12時59分11秒
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