テーマ:気になったニュース(30232)
カテゴリ:ニュース
文部科学省の学校保健安全法施行規則が改正され、学校で行われる健康診断のうち「座高測定」と「ぎょう虫検査」が、平成27年度限りで廃止されることになったという話題。 ウエブニュースより 学校健診から消える「座高測定」「ぎょう虫検査」 代わりに運動不足チェック! 時の首相が「もはや戦後ではない」と言い、この国が高度経済成長の坂道を駆け上ろうとしていたころに小学校に通った世代としては、「座高測定」も「ぎょう虫検査」もどちらも思い出深いものがあります。 まずは「座高測定」の思い出から。 座高測定の目的は、内臓の発育などを確認するためだったってこと、今になって初めて知りました。上半身と下半身の長さのバランスを見ることで、子供の発育状態が測定できるんだとか。 文部省のお役人の考えはどこにあったかは知る由もありませんが、当時私たち子供は、次の関係式が成り立つこと、みんなよく知っていました。 身長 - 座高 = 足の長さ そして足が長い方が女の子にもてるということも。(笑! 皆さんも思い出してみてください。身長測定では、思いっきり息を吸って胸を張り、その上爪先立って少しでも大きく見せようと計測台に乗ろうとしたのに、逆に座高測定では尻をすべらせ背中を曲げるようにして計測台に座ろうとしませんでしたか? 「こらっ!まっすぐに座らんか!」 測定係りの先生によく怒鳴られたものでした。(笑! 次に「ぎょう虫検査」。 確か低学年のときに年1回やったのでしたね。朝起きてすぐ肛門にセロハンテープをぺちゃっと貼るやつ。低学年の子供では上手に出来ないので、我が家ではいつも母親にしてもらうのが常でしたが、いかに母親とはいえあられもない無防備な箇所を他人の目にさらすのは、子供心にも恥ずかしかった。(笑! ある年検査当日に母が留守にしていたことがあって、母は祖母に頼んでいたのでしょう。祖母はひとりで"ぺちゃ"をやろうとしている私から、セロハンテープを取り上げると、しみじみと言ったのでした。 「いかに子供とはいえ、こんなところに貼り付けたものを学校に持たせるなんて、嫁は何を考えている?・・・先生に失礼だろう」 そうつぶやくと温かい濡れタオルで私の尻をよく拭いてから、"ぺちゃ"とやったではありませんか。 「お、お婆ちゃん、ちょっと違う気がする・・・」 「何をモタモタ言うとるの。早くご飯を食べて学校へ行きなさい。これ("ぺちゃ"とやったセロハンテープ)忘れたらあかんよ!」 ・・・私をそれはそれは可愛がってくれた祖母のことを思い出してしまいました。 あっ、その年の検査結果ですが、陰性であったことを申し添えておきます。(大爆笑! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月03日 17時25分44秒
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