カテゴリ:ひとり言
机の回りを片付けていたら3年前の新聞の切抜きが出てきました。 2013年1月12日の日経新聞「NIKKEIプラス1」の何でもランキング、「覚えておきたい現代の名言」が紹介されていた記事です。すっかり忘れていましたね。そういえば3位にランクされた池上彰さんの座右の銘に、なるほどそういうものかという感銘を受けたので、仕舞っておこうと紙面を取っておいたのでした。 ・・・改めてもう一度見てみました。 座右の銘にしたいの1位は、「強いものが勝つのではない。勝ったものが強いのだ」。これは元サッカー西ドイツ代表フランツ・ベッケンバウアーの言葉。 ・・・私もこのような言葉吐いてみたいものです。(苦笑! 顔写真が大きく掲載されていますが、これは現役時代のものではなくかなりお歳をとってからのもですね。かえって風格が感じられてスポーツマンというより哲学者のような風貌に見えます。 これは強くてかつ勝っている者だからこそ言える言葉でしょう。だからこそ重みもある。日本の戦国武将武田信玄が確か同じようなことを言っていたはずです。正義とはと問われ、「正義とは勝つことじゃ」と。 2位は哲学者の鷲田清一さんの言葉 「自分がわかっていないことがわかるということが一番賢いんです」 ・・・そうですか。そう言われれば、私なんぞは「何がわからないのかわかっていない」ようです。(笑! 3位は売れっ子ジャーナリストの池上彰さんの言葉、少し長いですが全文転写します。「一度地獄を見ると、世の中つらい仕事はなくなるんです。苦しい経験を若いうちにするからこそ、得られるものもある」 池上さんは地獄を見ておられるのだろうか?順風満帆の人生を歩んでおられるようにお見受けしますがね。きっと湖面に美しく浮かぶハクチョウのごとく、水の中ではせわしく足を動かしておられるのに違いないとも想像しますが・・・。 ・・・なるほどやはり「若いときの苦労は買ってでもせよ」ということですか。この歳になってから苦労をするようじゃ、間に合いませんかね?(苦笑! さて、そんな人生において少々手遅れの感がしないでもない私の"座右の銘"らしきものをひとつ上げれば、「楽天知命故不憂」。 確か中国の四書五経の一つ、易経(間違っていたらゴメンなさい)の中の一説だったはずです。 「天を楽しみ命を知る。故に憂えず」 「天命を悟れば心が安らぐものです。そうすればおのずと憂いは解消されますよ」と解釈するのでしょうか? しかし、私の場合なかなか憂いが解消されないところをみると、やはり天命を悟れない凡夫の悲しさと言わなければなりますまい。。。(涙! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年07月08日 12時05分50秒
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