カテゴリ:ひとり言
昨日のお昼に中華レストランで食べた定食。八宝菜定食。日本で最もポピュラーな中華料理といえば、この八宝菜と酢豚でしょう。 八宝菜って具材が8種類入っているから八宝菜というのでしょう。数えてみました。 肉・魚介系のもの、豚肉、エビ、イカ、ホタテ、ウズラ卵の5種類。野菜系のもの、白菜、人参、筍、ブロッコリー、チンゲン菜、ユリ根、キクラゲで7種類。合計12種類ということは、十二宝菜になるじゃないか? ・・・ちょっと得した気分。(笑! わが国では数の多いことを数字の「八」の字を使って、「八百万(やおよろず)の神」とか「八百八町」とか表現しますね。古来より日本は漢字を通じて中国文化の影響を色濃く受けたことを思えば、本家中国でも数の多いことを「八」の字を用いて表現するのだろうと想像します。 すなわち八宝菜は、海の幸、山の幸をたくさん用いた甘煮という意味なのでしょう。豊富な具材だから「宝」にも通じるのでしょう。それで「宝菜」。それにたくさんという意味の「八」を組み合わせて「八宝菜」となった。 では、「五目そば」の「五」は、どんな意味があるのだろう? 私はとりわけ八宝菜と同じように味付けした具材を油で揚げた焼きそばの上にかけた焼きそばが好きですが、普通どの中華屋のメニューにも「五目そば」と書いてある。「八目そば」って聞いたためしがない。「五」より三つも多いのに、「八目そば」がいっこうに美味しく響かないのはどうしたことだろう? ところで冒頭の八宝菜定食、ごはんお代わり自由、食後のフリードリンクサービスもついて税込み800円って、超お得ですよね。 「大江戸八百八町」では「八」が数の大きいことを連想させるのに、昼のランチが「税込み八百円」となると超お得って、つくづく私の感覚もいい加減なものだと思います。(苦笑! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年07月18日 11時55分46秒
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