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オウム真理教の麻原の次男が、春日部共栄中学校から入学試験に合格したのに入学を拒否され、民事訴訟を起こしたという。
次男の怒りはもっともなことだ。春日部共栄はなぜ入学を拒否したのだろう。次男が宗教活動をするとでもいうのか。だがそんな予断で入学を拒否することが許されるはずもない。他の子供たちへの「悪影響」というのなら、いったいどんな悪影響があるのか、学校側は具体的に説明すべきである。 麻原の三女も和光大学に入学を断られた。僕はそのときも大学の態度に呆れた。教育機関たるものが憲法で定められた基本的人権をどのように考えているのか。オウムが引き起こした一連の事件に、麻原の子供には一切なんの責任もない。そういう子供たちに手を差し伸べることこそ、教育機関の使命であろう。 にもかかわらず理不尽に入学を拒否する学校側の姿勢は、それこそ子供たちに悪影響を与えるはずだ。 この件に関して春日部共栄の親からは学校を批判する声が全くないと伝えられている。そのことに僕は薄ら寒さを感じる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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