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いつもの脱線癖でインドネシア史やムスリムの教義の差異なんかの情報収集をしていて、完成が遅くなってしまいました。
それではど~ぞ! 魅惑の超絶Voice アユ・ラトゥナ インタビュー#1 魅惑の超絶Voice アユ・ラトゥナ インタビュー#2 ★魅惑の超絶Voice アユ・ラトゥナ インタビュー#3(最終回) Int:インドネシアでもっと活動したいのなら、どうして「Ridho roma:ダンドゥット歌手:インドネシアの大衆的ディスコ歌謡」や 「Wali:マレー系音楽バンド」とコラボレーションをしないの? Aiu:ハハハ・・・ノ~。まずはソロでいきたいの! Int:インドネシアのメジャーレーベルにアプローチしたことはある? Aiu:そうしようと思わないわ。 Int:きみの(騒音のような)ロック音楽が突っ返されることを恐れているの?ハハハ。(ジョークで) Aiu:ふふ、そうね。 Int:インドネシアの音楽業界についてどう思う?彼らは何をすべきかな? Aiu:いっぱいあるんだけど・・・ もし日本でメジャーレーベルを探すなら、音楽のジャンルがとっても重要なの。 インドネシアもそうなんだけど・・・昔はね(笑) みんなが「***音楽」をずっと聴いてると、音楽の多様性がなくなっちゃう。 Int:「***音楽」ってどういう意味?たとえばどんなもの? Aiu:ハハハ。それについてはいえないわ。ハハ・・・。 ここでAiuのアシスタントの横槍が・・・ 「melayu(マレー)じゃないの?」 ※melayu(マレー)とはマレー系言語のインドネシアにおいて、ベタな音楽スタイルのようです。 Int:それらの音楽もより良くできるに違いないと思うんだけど? Aiu:そうね。「Ndeso(ジャワ語)」じゃなかったらより良くなるかもね。ハハハ。 マレー音楽もダンドゥットも、より良いアレンジの手法がわかればよくできるわ! アシスタント:頭いいわね!ハハハ! この一連のやり取りは、インドネシアの音楽業界の保守性や閉塞性に対するアンチテーゼをさりげなくちりばめたやり取りのように思います。 おそらく、インタビューでストレートに言ってしまうと大問題になるのでしょう。 Int:もしレコーダーがココになかったら、彼女はもっと批判的コメントができたろうね(アシスタントに対して) Aiu:ハハハ・・・ゴメンナサイ。うん、そうだと思うわ。今はテレビをつけるのが億劫なの。 Int:いつもミュージシャンにインタビューする際に、インドネシアの人々の現状について、どんな意見を持っているのか聞くのが慣例なんだけど 「Bibit & Chandra」の問題についてどう思う?(政治的質問:近頃話題に上っている政治家の収賄について) Aiu:ハハハ、ノーコメント。答えたくないわ。だって、インドネシアでは為政者は誰しもが強権的だもの。 Int:それって誰のこと? Aiu:ヒミツ!もし口にしたら、わたしは刑務所行きだわ!ハハハ(ジョーク) Int:おそらくきみのアルバムもガラクタにされちゃうね。ハハハ(ジョーク) Aiu:そうね・・・ Int:そうそう、きみがピアノを学んでるって聞いたんだけど、誰から教わってるの? Aiu:一人でやってるのよ。インスピレーションを得たいときにね。長い間いつもギターを使ってたから、時々イヤになっちゃうけど。 けれど、ピアノを弾くことは夢だったの。中学生の頃からやりたいって思ってた。 ようやくピアノを弾くように慣れたし、弾きながら歌えるようになったわ! Int:初めてバンドを結成したのはいつごろ?どんな音楽をやってたの? Aiu:中2のときよ。ニルバーナやグリーンデイズ、ガンズなんかをやってたわ。リードボーカルとギターだったの。 Int:女性ソロシンガーが珍しいのはどうしてなんだろうね? Aiu:ほんとに?インドネシアにも「Kotak:女性ボーカルのいるバンド」がいるじゃない? Int:「Kotak」はバンドでソロじゃないじゃない? Aiu:う~ん・・・そろそろ出てくるんじゃない?・・・わたしが・・・ハハハ。けど、わたしは真のロックシンガーじゃないわ。ちょっとダークよ! 数分間、アユは「kuburan band」のビデオクリップに釘付けになった。 歌手兼俳優の「umay shahab」の曲が面白おかしくリメイクされている曲だったからだ。 アユは驚きとともに「なにこれ?」と言葉を発した。 そこで、彼女に問いかけた。 Int:もし誰かが使用料を払って、きみの曲を滑稽にリメイクしたら? Aiu:ダメ、絶対にダメ。より良くリメイクしてくれるのはOKだけど・・・。あんなのってばかげてるわ。 曲を作ることはあなたが思ってるほど簡単じゃないわ。わたしの曲を劣化させたくないもの。 そして、わたしの曲は滑稽にリメイクできないわ。リメイクするのは難しいの。 Int:現在のところ、きみは仕事を請けないんだね? Aiu:そうね。まだアルバムはリリースされてないし。もしライブショーの仕事を請けちゃったら、なにを歌えばいいの? 「Garasi」の曲?それって不可能でしょ!ハハハ! わたしのカバーアルバムなんだけど、おそらくCDとカセットで1000個限定になるわ。 Int:たった1000枚って。もっと多くのファンがいるし、みんなが買っちゃうんじゃない! Aiu:ホントに??? Int:ファンを維持することに対して問題があるの? Aiu:うん。とても難しい。(宗教の教義的にも?感情的にも) Int:ところで、ミヤビのインドネシアでの映画撮影について支持する? Aiu:ハハハ、するわよ。どうして?それについては彼女の問題でしょ! ※ミヤビとは小澤マリアというあっち系の日本の女優で、インドネシアでは絶大な人気を誇っています。 宗教上の問題であっち系の女優がインドネシアの映画に出演することに、好ましく思っていない 狭義を持つ団体のデモがあったり、一騒動がありました。 それから彼女は一曲聴かせてくれた。 彼女の曲はすごくクールでスキル・声・キャラクター・テイスト・アレンジ、なにをとっても感銘を受けざるを得ないものだった。 おそらくこのアルバムは、君たちの耳をリフレッシュさせてくれることだろう。 なぜならきみたちは、いつもインドネシアのポップスを聴いているから。 わたしはハイブリッドなエレクトロニックロックにアレンジされた「Korn」「Lunasea」「椎名林檎」「ビョーク」に興味を惹かれる。 そして、ほんの少しの「ダーク」にも。 アルバムがリリースされたとき、忘れずにオリジナルを購入しよう! このインタビューから、アルバム作成におけるアユの辛苦がうかがえたでしょ?(笑) ※「あっち系の女優」ってわかりますよね?書込み禁止ワードになってるようで、ストレートには記載できませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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