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![]() isbn:4887596839:detail ■ ジョシュア・ハルバースタム (著), 桜田 直美 (翻訳) 、ディスカヴァー・トゥエンティワン 『人は仕事を通じて幸福になる』のリニューアル版らしい。 でも、いい本でした。 ★★★★☆ << そういえば、ちゃんと考えたことあんまりなかったなあ >> 原題は、そのものずばり、WORKです。 米国人の話が中心ですが、まったく違和感を感じない。 日本で生きていて働いて暮らしていても、米国人も日本人も生きる環境や 内面的な充足感のなさ、は(一般的に)大差ないんだなあ、と思いました。 本書は、働くことの意味と形態の劇的な変化、その中でのワークライフバランス の考え方(仕事と余暇)の変化、人生の成功の意義、出世競争の意義、成功の 満足感の変貌、成功の基準、仕事の目的などなど、多岐にわたって平易な文書で 書かれています。一番いいのは、それらを考えるための、たくさんの視点、複眼思考のヒントを与えてくれるところです。 雇われる、仕事を持つということから、技術と能力を市場に提供し、仕事を「する」に 変わった。もはや上司は存在せず、クライアントに才能、時間、労働を売っていると 認識すべき。頼るべきものは、自分の能力と人的ネットワークで、打ち込むべきは仕事そのもの。仕事と余暇は分けてはならない。成功の定義は「肩書」「地位」お仕着せの出世階段がない世界では、成果を計る絶対的な基準は存在しない、などなど。 キモは、種明かしをすると、実は、最後の「おわりに」に5つのサマリーとして まとめられているので、要点は、そこを読めばすぐにわかる。しかし、本書の 真骨頂は、さまざま古今東西の薀蓄や名言、偉人や一般人のエピソードを読むことで、生きていくための哲学的なテーマを読者が脳内で深く掘り下げていくことになるところである。 そのため、ポイントだけではなく、味わい深い本文をぜひ 読むことをお奨めします。訳はこなれていて大変読みやすい。 【目次】 第1章 働く理由 第2章 ワークライフバランスの罠 第3章 働く目的 第4章 成功の基準 第5章 自己分析の罠 第6章 再び、ワークとライフについて [人生哲学、金銭哲学堂]カテゴリの最新記事
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