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![]() isbn:4479302301:detail ■ 大原 照子 (著) 、大和書房 突然の雨で、最寄の書店へかけこんだ。 そんな折、つい手にとった本書。 「んん。もしかしたら、前に読んだかもしれないけど」 と思いつつ。最後まで読んで思いました。 「やっぱり、以前にハードカバー、読んでるな」(オチ) ★★★★☆ << イギリス的生き方にあこがれる理由 >> やっぱり。 以前ハードカバーで読んだ本だった。 でも、なんか新鮮な感覚。 多分、自分の心の奥底に、本書に描かれているような、 自立して、一人生活だが、決して孤独でも貧相でもない生活を 送る、幸せいっぱいな英国人気質へのあこがれが、くすぶって いるんだろうな。だから、同じ本(文庫ではありますけど)を やっぱり読んでしまうんでしょうねえ。 著者は、この文庫本のエピローグで、年をとっても、こういう生き方を 、と、5つの教訓を整理されています。 でも、私は、本書の登場人物を年寄りとみないで、多分、他人と比べて どうの、という世界観を決して持たず、自分の好きな生活を、すきな リズムで、しかし質素に暮らす、そういう英国人的な生き方への あこがれが、本書の魅力なような気がします。 世界的な金儲け主義が崩壊し、「私の幸せって何?」を世界中の人々 が考え始めている昨今、英国的な人生観、生活観、自律の心、清貧の心 にあたらめて目を向けるときがきたのかもしれませんね。 【オリジナルのレビューから】 ★★★★☆ << 本当の「個人主義」を疑似体験した気分です >> 読後、いい意味で、予想を裏切る、良書でした。 著者が出会った英国の、人生後半、晩年の世代の さまざまな人々の、その「自立」した、生き方には 共感を禁じ得ません。 言葉や概念では「個人主義」はわかったつもりでいましたが、 実際、書籍を通してではありますけど、西欧人の自立、自活、 毅然とした生活態度などの実例がたくさんあって、欧州でも 特に、倹約で質素と言われている英国人であることを差し引いても、 自分自身の今後の生き方、生活観などにも、大いに参考に なりました。 住まいをきちんと、たくさんのモノは不要、家に引きこもらず、 いつまでも社会、友人知人と交わる、倹約、清貧を心がける。 30年前の英国と現在が入り交じったエッセイではありますけど、 井形慶子さんなどの著作と共通する点も多々発見でき、異国に住む 人々の、モノやお金にとらわれない、しかし「幸せな生き方」を、 今回も学べたような気がします。 【目次】 第1章 英国で学んだ豊かな生き方・年の取り方―スーツケース1個で始めた第二の人生(自立して暮らす老人たちとの出会い モノをたくさん持たない生活の快適さ 古いモノを大切にして美しく暮らす人たち 英国のフラット事情) 第2章 人生を上手に楽しむ―身の丈に合った生活感覚を持つ(贅沢は嫌い―形式にこだわらず、温かいおもてなしを 友人との関係を大事に―自然を楽しみ、無理なくつき合う 元気なかぎり人さまのお役に立つ―自分の能力を積極的に生かす 日々の暮らしの小さな歓び―お茶の時間の楽しみ方) 第3章 住み方に手を抜かない―少ないモノで身ぎれいに暮らす(主婦メアリーの英国式家事術―住まいへの飽くなき情熱 古い家をひとりで修復しながら住む―精神的・体力的な自立 老後は海を眺めながら暮らしたい―カントリーライフの実現 美しいモノへのこだわり―暮らしの中でアンティークを楽しむ) 第4章 ひとり暮らしの覚悟―毅然と老いに立ち向かう(自分なりの金銭哲学を持つ―賢いお金の使い方 自分のペースで規則正しく暮らす―元・大学教授の時間割 家族に頼らない―介護が必要でも引きこもらない 老いを受け入れる暮らし―自分の動ける範囲で楽しみを見つける) 第5章 いつでも人生に前向き―今を楽しむ生き方(72歳の新婦―新しい暮らしを積極的に始める 限られた命を精一杯生きる―夢をあきらめない 美しく年を重ねる―おしゃれの心意気 環境の変化に順応する―支え合って新しい歓びを見つける) 【 大原 照子 】 1960年、テレビ番組をきっかけに料理の仕事に就く。 テレビ・新聞・雑誌・CM等で幅広く活躍し、料理研究家の草分けとなる。 1974年から四年間、仕事をすべて休み、スーツケース一個で語学と英国史の 勉強のため英国へ留学。シンプルな生活の快適さに目覚める。 1988年にアンティークの歴史を学ぶため再び英国へ留学。帰国後、 台所を三分の一に縮小し、台所道具を徹底的に処分。 以後、超シンプルな台所で手軽に作れるおいしい料理とお菓子を生み出している。1991年、東京・青山に「英国骨董おおはら」をオープン。 2005年、スローライフを実践するため再び自宅をリフォームし、お店もご子息のテーブルまわり銀器専門の店に [英国好き]カテゴリの最新記事
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