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sakuraidaniboys (桜井谷少年野球部コーチのブログ)

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■力強い球を投げれるようになるドリル

■力強い球を投げれるようになるドリル


桜井谷少年野球部で実施している2つの「ドリル」です。

特に低学年向け用としてキャッチボールを始める前にこの2つの
ドリルを実施してからキャッチボールをやるようにしています。

これを事前にやることにより、力強い球を投げれるようになる
ことと、安定したフォームで投げれるようになります。


●左足(右投げの場合)で片足立ちした状態でのネットピッチング
桜井谷練習-ピッチング-
[ピッチング][投手][練習]
桜井谷練習-ピッチング-
by sakuraidaniboys

●「立ち投げ」によるネットピッチング
桜井谷練習-ピッチング-
[投手][ピッチング][練習]
桜井谷練習-ピッチング-
by sakuraidaniboys

この2つを繰り返し行うことで、
腰のキレ=回転スピードが速くなり球速が増します。


但しこの2つのドリルを行う際の注意事項がいくつかあります。


1.片足立ちシャドーピッチングの留意事項

(1)片足立ちシャドーピッチングでは、片足立ちしている左足
  (右投げの場合)よりも右足は前に行かないようにすること。

(2)利き腕(右腕=右投げの場合)は耳の横を通り、できるだ
   け前で振ること。

(3)利き腕は左脇下方までしっかり振る。

(4)利き腕の戻りは十分行う。右手拳(投げの場合)は自分の
   顔の前まで戻す。

(5)リリースと同時に軸足(右足=右投げの場合)の膝を左足側
   にぎゅっと締めつける動きをする。膝が外側に開かないよう
   にすること。
   ⇒ここが一番重要なポイントです。

(6)利き腕を振った後、右足を勢いよく左足前方に着地する。


2.「立ち投げ」の留意事項

(1)左右の足はできるだけ開き、膝は内側に絞り込むようにする
   こと。

(2)まず、軸足(右足=右投げの場合)に体重をかける。

(3)リリース方向(左足方向=右投げの場合)にすばやく体重
   移動する。

(4)リリースする際に軸足(右足=右投げの場合)は足の甲を
   地面にベッタリつける動きをする。

(5)動作と同時に軸足(右足=右投げの場合)の膝を左足側に
   ぎゅっと締めつける動きをする。膝が外側に開かないように
   すること。
   ⇒ここが一番重要なポイントです。

(6)腕の振りは上記(2)(3)(4)(6)と同じ。


特に、左足をぎゅっと締めつける動作は以前フィギュアスケートの
回転の話をしましたが、膝をすばやく内側に入れることにより腰の
回転が早くなるようです。

また、とにかく全力で投げること。力を抜いた状態でトレーニング
しても効果は無いと思います。

このトレーニングはとても即効性があると思います。
特に下半身と腰のキレがよくなり、見た目ですが5キロは変わると
思います。

ちなみに、

「150キロのボールを投げる!―速い球を投げるための投球技術と
トレーニング法」

という書籍から
でとても多くのヒントを得ました。

皆さんも是非お試しください。


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