テーマ:ひとり言・・?(18172)
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日本の15歳は「読解力」に課題があるということがPISAの結果から分かった。
たしかに最近の子どもたちは文章を読み取って、理論で考えて表現するということが不得手だと感じる。 下手をすると、何を言いたいのか口頭ですら伝わってこないこともある。 テストの問題が長くなると、的外れな答えを書いたり、問題の意味が理解できていない子もいる。 ただ一方で、「理屈じゃない」「みなまで言うな」「空気を読め」「察してほしい」などと、理論から離れた態度を良しとしてきたのも私たち日本人ではないだろうか。 「かあさん、お茶」とお父さんが言えば、「飲みたいから持ってきてくれないか?」が隠れている。 「ママ、明日、弁当」で通じるのだから、子どもたちが「明日は弁当が必要だから作ってほしい」と全部表現しなくなるのは当然ではないだろうか。 つまり、理論的に考えたり表現する力が弱くなる土壌が、日本には文化としてあると思う。 ただこれが「国際調査」となると、その日本人の文化はコインの裏面として現れるのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 7, 2016 10:51:21 PM
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