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2009/11/29
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今日は、最近行ってきた
色彩が美しかった2つの展覧会について。


正反対に表現された色彩の美をご紹介。(繊細色 対 極彩色)



1.承天閣美術館「山口安次郎作 能装束展」~12/6まで


お能を観に行ったら、
必ずといっていいほど、楽しみにしているのが
その衣装(着物)を観ること。


能自体の「幽玄さ」に加えて、
装束の、溜息が出るくらいの「豪華さ」。



一枚の装束を織り終えるのに
一体どれだけの時間がかかるのだろう。

絹糸のあの豊かで繊細な色彩は、一体なんなんだろう。

洋服にするとド派手になってしまうであろうデザインは
どうして着物になると、あんなに美しく見えてしまうんだろう。。。



私が着物に惹かれるのは、
これら不思議な魅力がいっぱいつまっているからなのかな。





さて、今回のこの展覧会。


西陣織職人の山口安次郎さんが
その生涯をかけて織ってこられた、
能装束を展示するものでした。


山口安次郎さんは、今年105歳!


今でも現役で、織物をされているそうで、
西陣織職人の中では、神様のような存在だとか。


 ◎見切ります!山口安次郎監修【山口織物】謹製特撰西陣織袋帯「雲取鳳凰文」



素晴らしい展覧会でした。
美しすぎました。


衣装版の宝石って感じ指輪

微妙な色の変化。
刺繍かと見紛うばかりの唐織。
艶やかな文様。



会期中、3回の展示替えがあったそうですが、

もっと早く、展示替えごとに来ればよかったって
後悔させられるほどの「美」でした。


図録購入。
ページを広げる度、溜息です。


 ◎見切ります!山口安次郎監修【山口織物】謹製特撰西陣織袋帯「狩野屏風文」


通常価格 92,400円 (税込) ◎現品大特価!【山口安次郎監修・山口織物】特撰西陣引箔袋帯「桃山扇面文」



承天閣美術館 HP




      *




2.西宮市大谷記念美術館「蜷川実花展」
 西宮会期終了




極彩色。



いつもは静謐な西宮市大谷記念美術館。



それが、今回は
一面、極彩色。



美術館庭園に植えられている
極楽鳥花も霞んで見える。



赤・青・緑・黄・紫・・・
写真に表現された、この色全てが編集無だなんて。


自然ってすごい。



あいまいさ、完全シャットアウト。

「有」か「無」か。
「生」か「死」か。




いままで、
彼女の作品は、なぜこんなに肉感的なのか、と
不思議に思っていたけど

この展覧会に来て、何となくわかったような気がする。


彼女の作品は、色彩で
「生」・「命」を表現しているんだ。


“生”・“命”とくれば、
“性”とも言えるんじゃないの。


そっか。
だから肉感的なんだ。


それも、相当なパワーで、
写真全体が燃えている感じがする。


クレールフォンテーヌ/Clairefontaine 蜷川実花 Mika Ninagawa A4ゴム留めファイル


芸能人を映したコーナーは、
かなりの人だかり。


皆、魅入ってしまって、動かない。
これが、皆さん目当てなのかな?


ショップも行列が出来る位の盛況っぷり。





西宮は今日で会期終了、
この後高知に巡回。

きっと巡回先でも若者がたくさん訪れるんだろうな。





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Last updated  2009/11/30 01:21:10 AM
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