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横浜市磯子区「できた♪が見える」さくらピアノ教室

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2015.08.06
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第九回(最終回)★ピアノが長続きするコツは、何と言っても……

子どものピアノで困ったら.jpg


皆さんこんにちは。横浜市でピアノ指導&コーチをしております、林美紀です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

この記事は、「お子さんのピアノをやめさせようか悩んでいる親御さん向け」の連載、第九回、最終回です。

総合目次はコチラです。


前回の記事では→「痩せて見られたいの? それとも痩せたいの?」というお話させていただきました。

まだお読みでない方は、こちらからどうぞ。


今回のテーマは、「ピアノが長続きするコツは、何と言っても……」です。

今までの八回の記事では、「ピアノをやめたい」につながる状況のいくつかのパターンを書いていきました。

今回は最終回ですので、まずは、それらのパターンとその解決法をまとめてみますね。


音符パターン1・ピアノを続けるメリットが感じられない

解決法……長い目で見て「ピアノで得られること」「得たもの」を考えてみる


音符パターン2・「できないことをできるようにすること」に、喜びを感じられない(課題が少しずつ難しくなり、なかなかできるようにならないため、練習が嫌になる)

解決法……「できないことができるようになるのがウレシイ」という脳に育てる

そのやり方として、家庭内での声掛けに気をつけてみる。

・「できないことを怒らない」→くわしくじっくり話を聞く

・「正解じゃない時に怒らない」→まずはその子の出した答えを認める

・「早くできないことを怒らない」→子どもにたくさん「やること」を与えすぎていないか振り返る。「ゆっくりでいいよ」と声掛けをする

・「ほかの子と違う」「ほかの子より遅れている」を短所だと捉えない→その子のペースや個性を尊重する

★具体的な家庭練習の方法として、その子の「好き・得意」なことを練習に取り入れる


音符パターン3・がんばっているわりには成果が出ない……その子のレベルに適した課題に変える。要素に分解して練習する。できない箇所を取り出して部分練習をする(本人をのせるためにご褒美作戦もアリ)


音符パターン4・音楽の楽しさを味わわずに続けていたため、高学年になってピアノがつまらなくなってくる……その子が初見では弾けないレベルに課題の難易度をあげる・様々なジャンルに触れさせる・多角的に音楽をとらえさせる・高い目標を与える・憧れの曲を作る


音符パターン5・受験期になり、そろそろやめさせようかと→ピアノを続けることは、受験にもプラスになります!(気分転換・特技になる・脳の発達・情緒の発達・自分の世界を持てる)


音符パターン6・指導者との温度差がある→指導者とコミュニケーションをとる。


色々なパターンと解決法を書いていきましたが、結局はお子さんの「ピアノが好き」「音楽が好き」という気持ちが、ピアノを続ける最大の、最高のモチベーションになります。じょうず、へたはまったく関係ありません。

小学生の間、まったく練習せずレッスンに来るだけだった子が、思春期に入り、急にバリバリ弾いてくるようになった例が複数あります。

ぎゃくに、小学生の間はきちんと練習してきていた子が、中学になり、勉強や部活などでピアノの優先順位が下がってレッスンをやめてしまい、その後全く弾かなくなってしまう例も多々あります。

小学校卒業くらいまでの練習は、ピアノの好き嫌いももちろんありますが、それ以上に、器用に練習がこなせるかどうか、なんでもコツコツやるタイプかどうか、など、能力や性格的な面が大きいです。

たとえ音楽が好きでも、練習してもなかなか弾けるようにならないなど不器用な面があると、練習に気が向かない場合が多くあります。

でも、根底に「音楽が好き」という気持ちがあり、それが思春期に拡大されることによって、急速に中学生以降伸びる可能性もあります。

ですので、お子さんのピアノをやめさせようか悩んだら、振り返ってみてください。

黄ハートお子さんは音楽を聴いて、ワクワクしたり、ドキドキしたりしていますか?

緑ハート歌ったり、ピアノ以外の楽器を奏でたりすることが好きですか?

青ハートミュージカルや映画音楽など、クラシック以外の曲にも興味がありますか?

ピンクハートYou tube やi Podで音楽を聴いて楽しんでますか?

黄ハートバンドや吹奏楽に興味がありますか?

緑ハートピアノで宿題の曲はやらなくても、好きな曲を片手で弾いたり、耳コピでメロディを弾いたりしていますか?

上記の様子が見られたら、「練習しない」「不器用」なお子さんでも、将来ピアノが一生の友達になる可能性大です!

呑み込みの良さや能力に差があったとしても、お子さんに「音楽が好き」(音楽を聴いていると楽しい・ワクワクする・好きな曲を弾くと楽しい)という気持ちがあれば、その子のペースに合わせて、音楽の楽しさを多角的に味わってもらうことによって、多少の波はあってもピアノを続けることができます。

ぜひ、長い目でみて、ピアノを続けさせてあげてくださいね。



この記事が、今回のシリーズの最終回になります。
途中連載の間が空いてしまいましたが、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


記事を第一回から読む→総合目次はコチラです。





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最終更新日  2015.08.06 09:46:51
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