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2006.12.17
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カテゴリ:最近読んだ本
映画-トゥモロー・ワールド-の原作。
映画を観て、疑問が多かったので原作を読んでみようと思って。
疑問は解消されなかったけど。

2021年世界中で子供が生まれなくなって、四半世紀。
国家や秩序が崩壊する中で、イギリスだけが、国守ザンの絶対統治により
移民流入制限やら、公共サービスの維持などを図っていた。
国守のいとこで、大学教授のセオは、反政府グループ”5匹の魚”の
女性に心を惹かれて、メンバーから、ザンの国政の暗い部分を知らされる。
そして、その女性がセオに助けを求めてきたとき、彼女は妊娠していた。
その事がザンの一派に知られると、子供の父親・母親は生殖能力がある者
として自由が奪われ、生まれてくる子供も生殖の道具としての扱いを
受けるという事を危惧して一緒に逃げ回る。
しかし、メンバーの裏切りにより、ザンの知るところとなる。
ザンは、このような状況下での子供の誕生は、世界にとっての希望であり、
今よりももっと大きな権力を握るチャンスともなる。と、考えセオたちを
追い詰める。
なんとか、無事に出産を終えた時、追手はすぐそばまで、迫っており、
とうとうザンとセオは直接対決する。
ザンがセオを撃とうとした時、生まれたばかりの子供の泣き声が響き
狙いが反れ、セオが撃った弾によりザンは倒れた。
セオはザンの指にあった国守の印の指輪を抜き取り、自分の指にはめた。
そいて、権力を行使する人は変わっても国政が変わるのは一瞬だけで
また同じような事が続いていくのではないか・・・・。権力は人の考えを
変えてしまうのではないか・・・・・というような事を暗示して物語は
終わる。

映画でも思ったけど、子供が生まれなくなるってことは荒廃するんだなと。
確かに、文明の歴史や世界遺産だって受け継ぐ人達がいなければ残そうと
いう気はしないだろうし。公共サービスや働く事すらどうでもいい事に
なってしまうだろうし。ましては最後の世代の人々は誰からも看取られずに
死んでいくかもしれないという不安があるし・・・・・。
その辺は、映画では良く描けていたと思う。





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Last updated  2006.12.19 00:18:16
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