標津サーモン科学館学芸員（理事長と館長も兼務中）の業務日誌

私は英語が大嫌いです！！！
どれくらい嫌いかというと・・・
カラスとアオサギと足して２乗したくらい嫌い！！！

だが、仕事柄、どうしても外国人に接しなくてはならない時がある。

それにしても、ネィティブスピーカーの英語って何であんなに聞きづらいのだろう・・・
外国人と話しなれていないネィティブはどうしてあんなに容赦なく話すのだろう・・・
「理解出来ないから、もう一度ゆっくり話しね」と何とか英語にして、引きつった満面の笑みで話しかけているのに・・・

ほんの少しだけゆっくり話したり・・・
勝手にこの単語だけ理解出来なかったんだろうと決め付けてその単語だけゆっくり話したり・・・

違うんだよ！！！全部理解できないだよ！！！
「もあ・すろーりー」って言ってんだろうが！！！！！！と怒りつつ、英語に出来ず・・・・

だが、学芸員にも問題があった。丸暗記した英文をしゃべっているのだから、こいつは大丈夫と思ってしまうのだろう。そう気づいた後、学芸員は一切「ぱあどん」を会話の中で使わなくなった。

そもそも、学芸員が決定的に英語嫌いになったのは・・・と思い出し、そこで、相変わらず酔っている学芸員は英語の問題を作成しました・・・


 

問題：次の文章を読み、下の問いに答えよ。

　私は大学３年とき、日本に短期留学でやってきたエジプト人のMさん友人になった。私の母校では、３年次に専門分野の実習が多くあり、たまたま、連続してある２つの３年次の実習にも参加していたのだ。

彼は、母国語とドイツ語、フランス語を話すことが出来、英語は２年前に勉強して話せるようになったと、教えてくれた。
彼は、日本が全く話せないため、会話は全て英語。通じないことがほとんどだったが、一緒にいる時間も長かったこともあり、すっかり打ち解けて話が出来るようになった。

そしてある日のこと・・・注：会話は日本語訳してあります

若き日の学芸員１「私は、じゅにあ・はいすくーるから１０年近く、英語を勉強しているけと、会話はほとんど出来ないよ」

Mさん　　２「英語を勉強するつもりはあるの？」

若き日の学芸員３「もちろん、そうだけど・・・」

Mさん４「そうか、そしたら今、ボクが教えてあげるよ」

彼は、ノートを持ち出してきた。正直、学芸員はあまり、勉強するつもりではなかったが、Mさんの好意を無にするわけにもいかなかった。

Mさんはノートに書きながら、現在、単数でＨｅ、She、Itの次に動詞がくるとSがつくと説明した。

三単現のSじゃないか！！いくらなんでも、それは・・・

学芸員５「ちょっと、まって！！このSは、じゅにあ・はいすくーるの時に習っているよ！」

そういうとMさんは怪訝そうな顔で私を見つめ、こういった

Mさん６「え！、でも君はこのSを使っていなかったよ」

・・・若き日の学芸員は完全に撃沈した・・・

その後、親切なMさんは一時間近く、英文法のイロハ、副詞の使い方、”はぶ”　や　”しゃる”の使い方、発音の方法などを教えてくれた・・・・・

その時、つくづく私は思った。英語は”体質”に合わないと・・・

そして、心の中で叫んだ。

Ａ「　　　　　　　　　　　　　　　　　　」


問１．下線部１～６を英訳せよ（各１５点）

問２．下線部Aに最も適当なものを１～４の内から一つ選べ。（１０点）

１　いや～”えいご”って本当にいいものですね　それではまた来週！（R－３０ネタかな）
２　英語なんて大嫌いだ～！！！
３　「ボクイケメーン」っていってる人の名前だったっけ？？（これは苦しい」　　
４　え？この子、６ヶ月になりますよ・・・　　（これはもっと苦しい！！）

 今後、なぜ学芸員が英語が嫌いになったか・・・

「黎明編」

「”カメムシ”　を思わず　”タートル・インセクト”　と訳したが当然通じなかった　編」

「私以外は全て留学生・・・２進法の微分積分の説明を英語で受ける！・・大学院授業編」
「VS　ぱーふぇくと・ねぃてぃぶ・すぴーかー　あらすか原野激闘編」
「日本人スッチーと気づかずに英語でがんばる編」
「学芸員　ねぃてぃぶ・すぴーかーの団体客を案内する・・・通訳がいない　編」
「ロシア人と英語でこみにけーしょん・・・が出来なかった　編」

「カメラマンはオーストラリア人・・”今日”を”２匹死んだ”と勘違いする学芸員・・だが、しばらく会話はつながってしまった　編」

などなど、思いついたときアップします。