テーマ:コンタクトレンズ(143)
カテゴリ:コンタクトレンズ
ある地域に初めて全国展開のコンタクトレンズ量販店が出店した時期に、「視神経が切れていると言われたので心配だから診てほしい」という患者さんが、毎日のように来院した眼科があったそうです。皆、コンタクトレンズの購入目的に量販店指定のクリニックで診察を受けた患者さんたちでした。幸いなことに、すべて異常がなかったそうです。
なぜ視神経が切れていると診断された患者さんがこれほど大量に出現したのでしょうか。 眼科医ならすぐに分かる強い近視の眼底変化を、眼科が専門ではない医師は初めての所見で驚いてしまったためではないかと思うのです。今ではこの病気は、その地域から消滅したそうです(その代わり?その後別の病気が流行したようですが)。 何も異常の無い患者が、別の医療機関で検査を受ける。これは医療費の無駄遣いでもあるのです。そんなことなら最初から眼科を受診すれば良かったのに… (参考までに、視神経が切れていたら失明しています。まったく見えないということです。これを知っていれば、素人でも、こんな病名でいつまでも通わされることはありませんよ。) ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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