カテゴリ:本の日記
ビーチリゾートへの旅は、私にとっての読書タイム。今回もスーツケースにたくさんの本を入れていきました。こんな風にプルメリアの木陰で本を読むって、とても贅沢な過ごし方だと思いません?
「海辺のカフカ」を読了後に読み始めたのが、真保裕一の「真夜中の神話」です。インドネシアが舞台になっていることもあって、ストーリーに引き込まれながら一気読みしました。 舞台はカリマンタン島(ボルネオ)の山奥。飛行機事故で瀕死の重傷を負ったヒロインが、村の女神的な存在である少女の歌声に癒されて、奇跡的な回復を遂げた。神秘的な力を持つ歌声の少女を狙う影。秘密を知った者たちがドラキュラ退治のように無残に殺されていく。少女を守ろうとするヒロインの戦いは、自分の夫と娘を失った彼女自身の贖罪につながっていく。。。 さまざまな登場人物の思惑が入り乱れ、重層的に進んでいくストーリーも面白いし、神保裕一お得意のどんでん返しも待っています。この本によると、バリ島のガムランやイルカの歌など、可聴域を超えた超音波が癒し効果を持つそうですから、BGMはやっぱりガムラン音楽でしょうね。 人気blogランキングに参加しました。よかったらクリックしてみてくださいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.22 06:55:15
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