テーマ:釣り行って来ました。(934)
カテゴリ:旅日記
「インド洋の貴婦人」モーリシャスでは、男のロマン?!である釣りを思う存分満喫できる、はずでした。
今回の旅行で、相棒のくろうさきが一番楽しみにしていたのが、「ビッグ・ゲーム・フィッシング」。 釣りに疎い私が説明するのはかなり無理があるのですが、モーターボートで沖に繰り出して、写真にあるようなルアー(疑似餌)をトローリングで流しながらヒットするのを待ち、カジキやマグロなどの大物と格闘しながら釣り上げる、というものです。 陽気なお兄さんがドライブするタクシーでヒンズー音楽を聴きながら港へ。出迎えた船乗りさんが、「今日は風が強いから、少し揺れるかもね」と言っていました。 空は曇り空。遠くに虹が見えます。「わぁ、きれい」と喜んでいたのもつかの間、沖に出ると文字通り、インド洋の荒波が待ち構えていました。 まるでジェットコースター。山のような波を乗り越え、谷のような波間に落ちていきます。Chloeはもう、恐怖でゲラゲラと笑ってしまいました。 こんなに荒れた海に出ていって、大丈夫なのでしょうか?しかも、よく考えたら、ライフジャケットも着ていないし。なんてアバウトなモーリシャス人! 魚はぜんぜん、かかる気配がありません。魚群を見つける目印となるカモメたちの姿もまばらです。そう、今日は釣り日和ではないのです! こんな時化の日に海に出て行くのは、無謀&無駄だとブルーになっていた頃、ブイが浮かんでいる海域にやってきました。 竿を小型のものに換えて、釣りを再開。すると、船乗りさんの竿に当たりがきました!くろうさぎ、張り切ってリールを巻きます。しばしの戦いの後、シイラが上がってきました。また、船乗りさんの竿に当たり!相棒はリールを巻く係をやっているだけなのですが、大喜び! しかし、停船して釣りをしていると、揺れのきつさでChloeは気分が悪くなってきました。ついに、我慢できず、海に撒き餌。我慢することが仕事のTVレポーターじゃないので、このあたりで切り上げて、港に戻ることになりました。 というわけで、この日の釣果はシイラ二匹。ホテルのシェフが、お刺身やモーリシャス風にトマト味やカレー味に料理してくれました。 正直言って、生きて帰れてよかったなーというのがChloeの感想。くろうさぎはまた、挑戦したいそうですが、今度は陸で待っていようかな。 ちなみに帰ってきてから、この大冒険を会社の人に話したら、「シイラなんて相模湾でも釣れるよ」と笑われました。いいんです。モーリシャスで釣ることに意義があるんです!? 人気blogランキングに参加しています。よかったらクリックしてみてくださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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