テーマ:英語のお勉強日記(7850)
カテゴリ:文型
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皆さんの一押しが励みになります⇒人気blogランキングへ Day 10:今日も学校から帰ってくるとサミト君はさっそく英語の勉強を始めましたちょっとその勉強を覗いてみましょう。 問題:次の会話には不自然な箇所があります。ではどこが不自然なの? Ellen: It’s been half an hour. Where is Matt? Taro: Look, here comes he. 皆さんの答えはどうなりましたか? サミト君はこの問題に取組んだとき、前回の文末焦点の原則からくる語順のルールを思い出し、Taro の文 Here comes he. の語順が不自然だと考えました。サミト君の着目は正解です。Here comes he. の語順は、Here he comes. の語順にならなければ不自然ですね。今回も「文末焦点の原則」の応用編です。 場所を表わす副詞 Here/There が文頭に置かれると主語と動詞が倒置されるが、主語が代名詞のときは倒置が不可であると学校で習った記憶のある人も多いのではないでしょうか。問題文は主語が代名詞 he なので倒置形にはなりません。では、どうして主語が名詞のときには倒置がおこなわれ、代名詞のときは倒置がおこなわれないのでしょうか?その答えはやはり「文末焦点の原則」の視点から考えればよりよくわかります。次の2文を比較検討してみましょう: (1) Here he comes. (ほら、彼が来たよ) (2) Here comes Matt. (ほら、マットが来たよ) (1)の he 代名詞はすでに出てきた名詞の繰り返しを避けるために用いられるものでしたよね。つまり代名詞は話し手と聞き手がすでに知っている「旧情報」になるので、新情報の位置を占める文末で焦点を当てることができないのです。問題文で考えると、「彼 (he) 」は Ellen の文中ですでに述べられているマットのことですよね。したがって、聞き手も話し手も彼 (he) のことはすでに知っている旧情報になるので、文末に置かれないのです。ここでは、文末の comes に強勢が置かれ、「来る」という行為が強調されるのです。 それに対して、(2)は主語と動詞が倒置され、文末の Matt に強勢が置かれています。つまり、Matt が新情報になるのです。例えば、John, Mike, Brad, Matt の4人がマラソンレースに参加していると想定しましょう。Taro と Ellen は4人の中から誰が最初にゴールインするか予想しています。つまり誰が最初にゴールするかわからないので、会話は次のようになります。 Ellen: Who do you think will come in first? Taro: I don’t know. Look, here comes Matt. やはり、「文末焦点の原則」がわかると英文の語順がよりよく理解できますね。今回で文型(文末焦点の原則)に関する問題は終了です。次回からは名詞に関する問題を紹介しますね。ではまた、See you next time. この英語学習に関連したメルマガも発行しています。かなりマジな英語学習メルマガです。英語に自信のあるかた、または英語をより深く学習してみたいかたは是非登録して問題を解いてみて下さい。 登録はこちら:Yahoo!メルマガ - そこが知りたい、英文法!日本人が繰り返す間違い! TOEICなど他の英語ブログも書いています。是非チェックしてみて下さい。 英語学習ブログ 英語コンプレックスをプライドに! TOEICブログ TOEIC裏技先生 日記ブログ Life in Vancouver お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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