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学校で教えて欲しかった、こんな英文法!

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2011年05月30日
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カテゴリ:関係詞節
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東日本大震災で被災された皆様へ

このたびの東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

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本日の問題


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空所に入るのは to park  それとも parking ?


You need to practice (     ) the car in the garage.
(車を車庫に入れる練習をしないといけないね)














答:parking


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メルマガでは現在「準動詞」を取り上げています。


当ブログはメルマガと連動した内容の文法項目を取り上げるのが主旨ですが、今回もメルマガとは異なる内容をお届けします。


2週にわたり、


1.関係代名詞の省略というものは本来ない!

2.that は関係代名詞というより実は限りなく接続詞に近いもの!


という関係詞節に関する学校では教わらない新事実について紹介してきました。


今週は、最後に関係代名詞 whichthat の意味的な違いについて紹介しましょう。


学校英語では which の代りに that を用いてもよいと教わり、両者は同じ訳文になると習います。


しかし「形式が違えば、かならず差異が生じる」という持論を唱える私としては、which that が同じ意味になるという捉え方ができないのです。


本当に両者が全く同じ意味なら2つは要りません。どちらかは言語から消滅する運命にあるはずです。しかし、どちらも存在しているということはやはり差異があるからです。


次の2文の意味は?


I’ll be glad to take the books which you don’t want.

I’ll be glad to take the books that you don’t want.


「あなたが要らない本を喜んで引き取りますよ」と どちらも同じような訳し方をしていませんか?もちろん、この訳でもコミュニケーション上の問題は生じないでしょう。


しかし、形式の違う両者には異なる原理が働いているので、やはり両者の意味も異なります。


意味というよりは頭の中の絵柄(イメージ)が異なるのです。


wh系関係代名詞 who, which の元をたどれば「」「どれ」という疑問代名詞です。


例文の the books which… のように用いて、「本、どの本かというと…」のように、先行詞の内容が何を示すのかを which の関係節で相手にわかるように述べるのです。


つまり、I’ll be glad to take the books とまで相手が聞いたときに「どれ?」と相手が特定できないので、その疑問に答えるように、相手が特定できるような内容を伝えていくような働きがあるのです。


I’ll be glad to take the books「どの本?」 which you don’t want「あなたが要らない本」


このように which 以下を付け足すことで相手はどの本のことを指しているのかがわかるのです。


つまり、たくさんある本の中からあなたが要らない本と特定してあげないと相手はどの本のことを言っているのかわからないのです。


それに対して、that はもともと指示代名詞だから、「それ、あれ」と実際に指し示すことができる「人」「もの」がある場合に使われるのです。


つまり、I’ll be glad to take the books と言った段階で、聞いている相手は「その本」が具体的にわかるという前提なのです。


例えば、あなたが本棚から要らなくなった本を段ボール箱に詰め、これ誰か引き取ってくれないかなぁと言ったとしましょう。


そこで話し手が I’ll be glad to take the books that you don’t want. と言ったとします。


I’ll be glad to take the books まで言った段階で聞き手のあなたはその対象の本が具体的にわかりますね。


that はその具体的にわかっている段ボール箱の本を指して、that それ、あれ」と続けていくのです。


I’ll be glad to take the books 「その本」 that you don’t want「そのあなたが要らない本」


よく文法書などでは、最上級、all, every, the only, the first などが先行詞につくと that が使われるというような記述を見かけますが、これも that が指示代名詞的な働きをしていることがわかれば納得できますね。


She is the most beautiful woman that I’ve ever met.


話し手が She is the most beautiful woman と言えば、聞き手のあなたはthat以下が予測できませんか。おそらく「私が出会った中で」とか「私が知っている中で」みたいな文が続くと予想できませんか。



では、もう一度2文の訳を考えてみましょう。


I’ll be glad to take the books which you don’t want.

喜んで本を引き取るよ。どの本かって、(たくさんある本を指し)君が要らない本だよ。


I’ll be glad to take the books that you don’t want.

喜んで本を引き取るよ。(本の入った段ボール箱を指して)君が要らないその本をね。


この発想は従来の学校英語からはかなり逸脱するものかもしれません。したがって、疑問を感じる人もいるかと思いますが、個人的には関係詞 which と that に対する見方は今後大きな修正が必要であると考えています。


* 関係代名詞 who/which/that については「ザ・英文法」Unit 9 にてイラスト付で詳しく解説してあります。


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最終更新日  2015年12月20日 17時31分30秒
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