テーマ:英語のお勉強日記(7848)
カテゴリ:if 構文
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東日本大震災で被災された皆様が一日も早く通常の生活に戻れますよう 被災地域の復興を心よりお祈り申し上げます。 ________________________________________ こんにちはiaxs vancouver のオグリです。 アイアクセス・バンクーバーからのお知らせ! メルマガ「学校で教えてほしかった、こんな英文法!」や「TOEIC プラス」のネタ元にもなっているアイアクセス・バンクーバーのテキスト本 「ザ・英文法」ダウンロード版 オンライン販売中! 100点以上のイラストを使って英語の仕組みをよりわかりやすく解説。 百聞は一見にしかず、まずは無料サンプルをご覧ください。 ザ・英文法DL版 本日の問題 ☆★☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 次の If-節「もし良い秘書が見つかれば…」に続く文はどっち? If we can find a good secretary,… 1) we will save money. 2) we would save money. 答:どちらも正解 詳しい解説についてはメルマガ “学校で教えて欲しかった、こんな英文法!” で チェックしてくださいね。 登録はこちら:学校で教えて欲しかった、こんな英文法! TOEICメルマガも発行中。 TOEICにご興味のあるかた是非登録して問題を解いてみて下さい。 登録はこちら: TOEIC プラス TOEICメルマガ関連ブログはこちら:こんな TOEIC 教えて欲しかった ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー☆★☆ 次の If-節「もし経済が下降し続ければ…」に続く文はどっち? If economy continues its downward spiral, … 1) the US can witness riots. 2) the US could witness riots. 答:どちらも正解 さて、最新メルマガをすでに読んだ人は容易に答が思い浮かんだのではないでしょうか? メルマガを読んでいない人の中には1)を答に選んだ人も意外といるのではないでしょうか? 学校英語で機械的に覚えさせられる次の3つの if-節構文をしっかりと覚えた人ほど1)を選んでしまうのではないでしょうか? 第1型(条件文) - If we play tennis, I’ll win. 第2型(仮定法過去) - If we played tennis, I would win . 第3型(仮定法過去完了) - If we had played tennis, I would have won . なぜならば、問題文の If economy continues its downward spiral,… は上の第1型になるので、これに続く主節には現在形の can を選んでしまいますよね。 しかし、当ブログで何度も言及していますが、これらはあくまでも基本形です。 日常英語ではこれ以外の構文も存在していることを是非覚えておいて下さい。 では、今回の問題を考えてみましょう。 1) If economy continues its downward spiral, the US can witness riots. (もし米経済が下降線をたどれば、米国は暴動を見ることになる) if節は「現在形」主節は「can 」つまり、話し手の頭の中は現実世界の事柄を伝えているのです。 「経済が下降線を続ける」ことも「暴動が起こる」ことも、どちらも現実の話として伝えています。したがって、実際に経済が下降線を続けることも、暴動が起こることも、どちらも可能性が十分にあることを前提に話しているのです。 2) If economy continues its downward spiral, the US could witness riots. (もし米経済が下降線をたどれば、米国は暴動を見るかもしれない) 2) の文では if-節に「現在形」、主節に could(過去形)を使っています。if-節が現実世界の事柄を表しているので、主節の could は仮定法ではありません。この could は can より確信度の低い「可能性」を表す could なのです。 つまり「経済が下降線を続ける」ことは現実に可能性があるが、実際に「暴動」が起きるかどうかは可能性が低い話しとして伝えられているのです。 話し手の頭の中は経済が下降線をたどることは可能性があるが、しかし本当に暴動が起こるかどうか、半信半疑なのです。 今回の問題は「暴動が起こる可能性」を話し手が心の中で現在どう思っているかによって、 1)can を用いたり、2)could を用いたりするのです。 話し手が「暴動の可能性が十分ある」と考えた上での発言であれば、現実世界の can を用い、「暴動の可能性は低いと思うが、もしかしたらあるかもよ」という話し手の「実際はどうかわからない」という確信度の低さが could に現れるのです。 * 仮定法については「ザ・英文法」Unit 6 にて詳しく解説してあります。 応援ポッチもよろしくお願いします! ⇒ スクールホームページ iaxs vancouver スクールFacebook iaxs vancouver Facebook TOEICブログ こんなTOEIC教えて欲しかった! 発行者 小栗 聡 本ブログの著作権は小栗聡に属します。無断転載はお断りします。 Copyrights (c) 2007-2015 by Satoshi Oguri All rights reserved. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年05月16日 04時03分54秒
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