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馬鹿はシネマで直らない

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2006年06月02日
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カテゴリ:米国製映画
 現代社会において繰り広げられる、ヴァンパイアとライカンスロープの抗争を描く。遠慮なく銃火器が使われるのが情緒の無いことだが、暗めの画面にマズルフラッシュが瞬くのは美しい。ヴァンパイアのボスは剣と素手で戦ってくれるし。

 ライカン派のボス、ルシアンはヴァンパイアとライカン両方の力を手に入れようとしていたけれど、同時に両方の弱点を身に付けてしまう危険性には頓着しなかったのだろうか?下手すると日光も銀も苦手という最弱不死者が誕生していたような……。

 テーマ的にはロミオとジュリエットの亜流だったし、ヒロインとマイケルの結びつきが若干甘いと感じたが、世界観もアクションも楽しめて満足した。

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最終更新日  2006年06月02日 23時06分31秒
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