らぶちゃまのボログ

あまり大上段に振りかぶって書いてくとキリがないし（ヒトラーとの関連とか）、お読みいただく方からご意見・反論・非難も覚悟しなければならないであろうから、なるべく手短かに言わして。

「喫煙後ルール」というのもできたよう。喫煙したあと何分か経過しないうちは、たとえ決められた禁煙ルールを守っていたとしても、レストランやタクシー、大学その他利用する空間・場所など、しかるべきところに入ることまかりならん、というようなことらしい。

このルール、すごく違和感を感じる。というのも、同一場面に居合わせることによる副流煙から主として考えられる・想定されるような非喫煙者への加害と密接で確かな関係があるのだろうかと思うから、これは「イヤなものはイヤ、臭いものは臭いんだからやめてくれ」という疫学・臨床の世界とは別個の、主観的感覚からきているのではないかと思うのだ、近距離にいる人がほぼ全員「なんかヤケに臭いな」という事ならわかるにしても、でもそれは医学医療とは別の、「程度問題」という事ではないのか。

その喫煙後ルールというのは「臭い！　タバコ喫ったろ！」というようなことなのだろうか、と想像せざるを得ないのだけれど、第一誰が「ここに入ってくる前に喫煙してた」「喫煙して何分経ってないのに入ってきた」と判定するんだろうか。臭いと判定して、エレベーターや部屋などの中で、他に居合わせた方々が一様に顔を見合わせるような、とてもたまらん体臭的な臭さを発しているようなレベルでないはずのものをどうやって判定・判断するんだろうか。「みんなが言ってる」という事で締め出すのかな。

今や日本は臭いに著しく敏感な時代に入っているといっていい。　それはＣＭをみれば一目瞭然だ、「クンクン、おとうさんの背広タバコ臭い、それしゅーしゅーシュッ！」　また洗濯洗剤ーふわふわにする柔軟剤の臭いが外気に流れ、相隣関係のトラブルを起こしているらしい。「加齢臭」という忌まわしい？語彙にしても、メーカーが作り出した言葉ではないのか。

自分の体験で言えば、香水ー男女を問わずーに辟易、電車内でのどこから漂ってくるのかわからん口臭にガマンを強いられて往生したことがあるけれども、それを取り上げて「マナー！」と叫ぶには、その理由はチョットわからないけれども躊躇する。

結局話が長くなってしまった、申し訳ありません。というのも、ある嫌煙家のお話しにひっかかりを覚えたから。いわく「タクシーを運転していて、前方歩道で喫煙を終えた人を乗せたけど、その人クサかった、究極の禁煙タクシーが導入されてもいいと思う」というご意見を伺ったので。だって乗ってきたヒトの体臭？を嗅ぐとか、それがたとえ漂ってくる前に、どこへ行きたいのかや経路を尋ねる事の方に神経が集中していて嗅覚に訴えないのではないかと思うし（個人差はある）、あるいは例え集中していても、臭ってくるほどその嗅覚がそんなにすごいのだろうかとおもってしまうわけ。

こんな調子なら、いずれ早晩「こら、タバコ喫ったろ、臭くてたまらん！　マナー違反だ、あっち行けっ」なんて世界がみえてくるような気がする。なんか窮屈だな。

外出した先でアプリで喫煙所を探したり、商店街や住宅地で携帯吸殻入れをもって、この辺は大丈夫だろうかとキョロキョロお尋ね者もどきに見まわしたり、増税はいくらになるんだろうかと考えるだけでストレスがたまり、それで早死にしそう。

それをのんだら煙草なんてとてもじゃないけど喫えたもんじゃない、みたいなお薬開発してくれないかな、もっとも嗜好品の一つを強いられて消し去るのは何とも割り切れないけど。

結局長々しい夜中のグチになりました、失礼の段おわび申し上げます　(-。-)y-゜゜゜　←　自室三畳間にて、１０本前後／日