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テーマ:新築現場工事日記(13)
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うっとうしい梅雨の合間をぬって左官屋さんが外壁の施工を始めました
前にも記した通り今回の仕上げはスタッコ仕上 日本ではジョリパットと称され目地の無い美しい仕上がりになります 材料はアメリカから取り寄せました 下地処理→プライマー塗布→仕上の3工程で仕上ます 1工程 下地処理 下地に使用する材料はコンクリートボンドの様な物でスタイロフォームに直接施工できますモルタル下地と違い経年劣化が非常に少ないのが特徴です 白いネットは樹脂製で下地の亀裂を防ぎます 窓の廻りにご注目です 通常窓廻りはコーキングで防水するのですがこのスタッコ仕上げでは窓廻りはコーキングではなく下地材を注入しスタッコを巻き込む様に施工し防水します(スタッコに強い防水性能がある) コーキングを使用すると以下の弊害があります 乾燥中に痩せて凹みスタッコに亀裂が入る可能性がある スタッコより経年劣化が激しいためコーキングのみメンテナンス時期が早く来てしまう 粘性が強いのコーキングの部分だけ汚れる 以前より外壁のコーキング防水には疑問を持っていたので僕としては今のところ最良の施工かと思ってます プロの方がご覧になるともっと平らに施工しなくて大丈夫?って心配になるかもしれません 仕上の形状にもよりますが、小手むらをうろこの様にランダムに見せる仕上げであればこれで十分美しく仕上がります ですから施工が大変簡単です ちょっと器用な人なら外構の塀など自分で施工できます 北面が施工終了したところです 下地材の施工が完了したので 第二工程のプライマー処理です プライマーはローラーで塗るだけこれは仕上げの色が白などの薄い色の時に下地材の色が透けて出ない様にするために施工します 濃い色の場合は省略も可能です プライマー処理が終了したので小さい外壁面で仕上げのパターン(小手むらの出し方)をお客様に見てもらいながらチェックします 今回は少しむらを抑え気味にします 拡大するとこんな感じです パターンも決まり「さーて仕上るぞー」ってところで3日間大雨ですwww この続きはまた次回という事で・・・ 次は内部の造作です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.04.19 08:58:39
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